TOP飲食店からPRのプロに相談埼玉県南埼玉郡宮代町の第三セクター『新しい村』での地産地消による地方創生を進めたい。
最終更新日 : 2020/05/21

埼玉県南埼玉郡宮代町の第三セクター『新しい村』での地産地消による地方創生を進めたい。

ご相談内容

約3年前から当時使われていなかった、宮代町の三セクのパン工房を弊社で業務委託により稼働させております。

売上もコロナウイルスの影響もあり順調に推移しておりますが、思い切った方向転換ができません。

弊社の取り組みとしましては、地元の農産物の商品開発を進め、新しい村からの『飲食セクター』を分社化、もしくは完全に業務委託してもらう事で、

・地産地消の商品開発
・デリバリーでの運営
・ECサイトの構築で町内町外への販売数、知名度を上げ、宮代町を盛り上げる事

と、三セク盛り上げへの一助となれればと思っております。

そこで、今の私達の取り組みを上手く世の中に伝えられないかと思い、今回参加させて頂きました。宜しくお願い致します。

回答(まずはご挨拶、解決の方針から)

はじめまして。フリーランスのイベント・PRディレクター・コピーライターをしております、天谷窓大(あまやそうた)と申します。

以前、宮城県栗原市では、杜氏が全員メガネをかけた人、というふれこみで「メガネ専用日本酒」と銘打たれたお酒が大ヒットしました。
https://www.sake-tsujimura.com/item.php?sakeID=300

このように「こんな人達が作っているんだ!」「これはまさに自分のための商品だ!」と思っていただけるような要素や共感ストーリーを作り出すことで、お客様にとって「宮代町のものでなければいけない」という確かな理由を作り出し、唯一無二の付加価値を作り出せると思います。

詳細につきまして、ヒアリング(後述)をさせていただければ幸いです。

ヒアリング

相談者様より、宮代町の観光資源や農業資源についてヒアリングをさせていただきました。

ヒアリングの過程でまず上がった、宮代町のアピールポイントは

  • 紫野菜(もともと宮代町は巨峰の名産地、ということにちなんで。町のイメージカラーも紫。紫をテーマにした祭りも開催されている)

紫という見た目のインパクト、またその色を生み出すアントシアニンの健康効果を打ち出すこともでき、「手にとってもらう理由」が生み出しやすいと考えました。

「巨峰の名産地としての歴史がある」という背景も「なぜ宮代町が取り組むのか」という必然性をもったストーリーを描きやすくなります。

また、

  • 町内にある文化施設「進修館」(美しく文化的な建築で、コスプレイヤーの撮影スポットとして人気を集めている)

という点も、若い人が訪れやすい動線という意味で有効活用できると思いました。訪れた人々の目に止まりやすいトピックをつくることで、宮代町に対する継続的な注目を作り出せないかと考えました。

ご提案

まず最初に、

  • 「新しい村」にて、紫野菜に徹底的に特化した飲食メニューの提供
  • 紫野菜に徹底的に特化したECサイトの展開

をご提案します。

宮代町の紫野菜をふんだんに使用し、たとえばカレーやピザなど、通常は考えられないような「紫カレー」「紫ピザ」などとして提供します。
見た目のインパクトを与えつつ、「なぜ紫色なのか」「なぜこんな料理を作るのか」と想定される問いに答える形で、宮代町の紫野菜の歴史、そして紫野菜そのものが持つポテンシャルをPRします。

できれば野菜づくりに関わる人、作り手の人を前面に出し、「どうしてこの人はここまで紫野菜に夢中なのだろう」という思わせる、熱のあるコンテンツになれば、より関心は高くなるでしょう。

紫野菜そのものは一般的に広く流通していますが、「紫野菜のみ」を徹底的に扱ったケースはまだ見受けられません。紫野菜単体ではインパクトが弱くとも、徹底的に網羅・集約し、「宮代町に行くと、一面紫の食卓がある」とい演出することで「宮代町=紫野菜の町」というイメージをひろく定着させます。

これらの取り組みをふまえ、将来的に町おこしのテーマとして

  • 「紫推しの町」宮代町

をご提案します。

町内にすでにる進修館などのスポットや、既存の「紫をテーマにした祭り」を巻き込み、街全体が紫をアピールする流れになると、いろんな展開ができそうです。

昨今、アイドルグループの各メンバーがシンボルカラーを持っていますが、ももいろクローバーZの高城れにさんや、関ジャニ∞の村上信五さんのように、「紫」のメンバーは個性が強く情熱的でファンの心を引きつける存在であることが多いです。

街全体が「紫推し」として、こうしたメンバーを「町をあげて」応援する、という仕掛けにつながれば、多くのアイドルファンたちにとっても宮代町は新たな聖地になるでしょう。
こうして訪れた人々へ、宮代町の紫野菜と、それにかける「熱」をアピールできれば、他の街では代替のきかない唯一無二の存在となるでしょう。