剣道形を打つ時の袴の紐の結び方を教えてください

剣道の袴の紐の結び方は「結び切り」が基本です。

戦国時代から江戸時代まで、武士の袴の紐の結び方は、動いても解けにくい「結び切り」でした。

「十文字結び」や「一文字結び」は明治時代になり、貸衣装屋さんが自分の商品の袴の紐の傷みを少なくしたいと言う事からこの結び方が生まれ一気に流布したと説があります。

「結び切り」で余った紐は左右の腰に上から下に挟みます。葬儀の時には下から上に挟むという説もあるようです。

剣道形の紋付袴を着用する際もこの「結び切り」が基本となっております。

以上です。