Google Chrome 142の仕様変更のため、
これまでの対策として行っていたブラウザコマンドへのオプション引数では、調査モードが使用できなくなりました。
これにより、
ミラロボでブラウザ起動と共に使用できる調査モード拡張機能が使用できなくなっております。(2025/11/26現在)
手動にて下記の手順を行っていただく事で調査モードを使用することができます。
※この対応は、手動で起動したブラウザへの調査モード追加となります。
ご面倒をおかけしますが、chromeでの調査モード使用にあたっては、下記のご対応を頂きますよう、お願い申し上げます。
■対応方法
手順1)手動で拡張機能を追加する環境にする
【1】
調査モードのファイルを別のフォルダへ「コピー」します。
※別のフォルダの例⇒ドキュメント\Chrome
C:\Users<ユーザ名>\AppData\Local\Programs\Mirarobo\rpa\application\data\webdrivers\rpa-inspect-mode.crx
↓
C:\Users<ユーザ名>\Documents\Chrome\rpa-inspect-mode.crx
※任意の場所に新たなフォルダを作成していただいて、そこへコピーする形で構いません。
【2】
コピーした先のファイルの拡張子を「.crx」から「.zip」へファイル名を変更
rpa-inspect-mode.crx
↓
rpa-inspect-mode.zip
【3】
「rpa-inspect-mode.zip」を右クリック → 「すべて展開」をクリック → 「展開」
展開後の例⇒C:\Users<ユーザ名>\Documents\Chrome\rpa-inspect-mode
手順2)手動でブラウザを開いて拡張機能を追加
手動でChromeを起動
メニュー → 拡張機能 → 拡張機能を管理
画面右上の「デベロッパーモード」をオンにし、
「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックして、手順1で展開されたフォルダを選択します。
「ミラロボ調査モード 1.2」ような拡張機能が追加されますので、URLの右側にある拡張機能のボタンから使えます。
適宜調査モードをオンオフして使用してください。
※注意点
この対応は、通常使用するブラウザに任意の拡張機能を追加する対応で、ミラロボのブラウザ起動コマンドで調査モード拡張機能が使用できるようになるものではございません。
但し、ミラロボのブラウザ起動コマンドでchromeブラウザを開くと調査モード拡張機能は表示されませんが、手動で手順3~4をすることで拡張機能を一時的に使用できるようにはなります。
【補足説明】
コピーする対象の「rpa-inspect-mode.crx」というのは、
ミラロボ調査モード拡張機能のファイルになります。
これは、既にミラロボがインストールされている場所に格納されているのですが、
現状、コマンドからその拡張機能を有効化することができなくなっているため、
一旦別のフォルダにコピーして複製する、ということになります。
コピーして複製する先のフォルダは任意のフォルダで構わないのですが、
ここでは例として、ドキュメントフォルダ内にChromeという名前のフォルダを新たに作成して、そこに複製コピーすることを想定しております。
尚、複製するだけではなく、拡張子を変更して展開することで、「展開されたフォルダ」が出来上がります。
その「展開されたフォルダ」を、手動でブラウザに拡張機能追加できるようにすることを手順2のほうでお示ししております。
ちなみに、ミラロボがインストールされているフォルダは隠しフォルダになってますので、
対象が見れない場合は、windwsのフォルダ設定で隠しフォルダが見れる状態にしていただく必要がございます。