十 九十九 34 歳
先妻やゑのころより晃満家に勤める女中。得意な家事は掃除。
仕事はきっちりとこなすが、先妻のことを姉のように慕っていたため頑なに美代子のことを奥様と呼ばず、陰口をたたくこともしばしば。
但馬訛り。独身。完全に行き遅れである。
畑中 シノ 30 歳
幼い頃に女中として晃満家に奉公に上がった。
晃満家の人間には忠実で、仕事はそつなくこなす。
ご飯が大好き。
新田谷 キミ 33 歳
美代子が晃満家に移る以前から美代子に仕えている。
美代子が後妻になった際に晃満本家の使用人となった。
久我かな 21 歳
晃満家の女中。
母親も晃満家女中であり、よく連れられてお手伝い等をしていた。そのまま女中見習いあがりで女中となり働いている。
ドジな一面がありよくお茶を溢したりする。
閑定 豊 15 歳
半年ほど前から晃満家に仕えることになった新入りの使用人。ようやく仕事を覚えてきた頃に祇久様が亡くなり、次いで紅司郎様まで亡くなったため「実は晃満家、呪われていたりするのでは…?」と内心若干怖がっている。とりあえず今回の茶話会では来客たちに粗相が無いよう仕事を頑張ろうと思っている。
小鳥遊 哲 30 歳
農家の三男坊。15歳の時から晃満家で働き始めた。算術が得意。力仕事から細かな仕事までテキパキとこなす。屋敷の中をパタパタと動き回っており、名前を呼んだらすぐ現れる。
ハキハキとした口調で元気にしゃべる。若干やかましい。
作務衣を着用し、頭には手ぬぐいを巻いている。