フラット解析とは、行単位でシンプルに解析することでグラフを表示する手法です。
もっとも汎用的ですが、グラフ上で長文を把握するためには向いておらず、短い文章向けとなっています。
仕組み
- 改行までの1文をひとつのまとまりとして、グラフに表示されます。
- ただし、括弧(「」、()、『』、【】)内で改行がある場合は、改行後の文が連結され、括弧の終わりまでで1文としています。
中見出しの処理
- 文の先頭に「●」「◯」「■」「□」のいずれかがあれば中見出しとして認識されます。中見出しはグラフ上にアノテーションとして表示されます。
- 中見出しの文を感情解析の対象としたくない(ただの注釈として使いたい、など)場合は、「◆」「◇」を先頭につけることで、グラフ上のアノテーションのみの用途として使うことができます。
会話文の処理
会話文については、「発言者:」のように、発言者の名前のあとにコロン(:)をつけると、その文は会話文として認識されます。
サンプルファイルは以下からダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1gvqsoYj8WgMXX4QVkKaEF0Gj5og5Xe7l/view?usp=sharing