【重要】
本文書で案内する内容は、京都大学包括契約で提供されるMicrosoftソフトウェアライセンスの頒布・管理を京都大学生協が担当する期間(2022年度)まで有効です。2023年度からは京都大学による直接管理へ移行します。今後の提供製品・利用方法については大学(情報環境機構または所属部局)からの案内を参照いただき、不明点は情報環境機構のWebフォームを利用してご照会ください。
参考
京都大学 情報環境機構 (2022/03/18)
マイクロソフト包括契約に基づく「Office」等のソフトウェアの提供方法の変更について
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/whatsnew/information/detail/220318057211.html
お問い合わせ | 京都大学情報環境機構
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/inquiry/?q=other
Apple Silicon(Apple M1/M2系チップ)を搭載するMacでのMicrosoft Windowsオペレーティングシステムの利用について、参考としてご案内いたします。
1. 仮想環境への導入(ゲストOSとしての利用)に限定されます
Intelプロセッサ搭載Macと異なり、Boot Campは利用できません。
参考
Apple
Boot Camp アシスタントで Mac に Windows 10 をインストールする
https://support.apple.com/ja-jp/HT201468
よってApple Silicon (M1/M2) 搭載MacでWindows OSを稼働させるには、仮想化ソリューションの利用が必要です。第3節以降で対応製品をご案内します。
なお京都大学包括契約(EES)にはソフトウェアアシュアランス(SA)が付帯されています。よってEESで提供されるMicrosoft Windows Professional/Enterprise/Education Upgrade ボリュームライセンスをMacで使用する際は
- MacにプリインストールされたmacOSをアップグレード元OSとみなし、Windows Upgradeのインストールが可能です。
- インストール形態はホストOS(Intel MacのBoot Campを利用した導入)、ゲストOS(Parallels DesktopやVMware Fusionなどによる仮想化)のいずれも許諾されます。
- SAが付帯されているため、このMacにプリインストールされたmacOSを消去する必要はありません。同一のMacハードウェア上でmacOS/Windowsの併用が可能です。
【参考】
Microsoft ボリューム ライセンス簡易ガイド
Windows および Microsoft Office を Mac で使用するためのライセンス
https://download.microsoft.com/download/3/6/6/366C4C45-97EF-4277-BB15-4A1230EDC1B8/LicensingWindowsandOfficeforMac_VLBrief-JP.pdf
2. ARM64用のOSが必要です
Apple SiliconはARMアーキテクチャをベースに設計されています。よってApple M1/M2系チップを搭載するMacで動作するOSも、ARM64対応製品に限定されます。この制限はホストOS (macOS)だけでなく、仮想環境下のゲストOSにも適用されます。
3. Parallels Desktop for Macを利用したWindows 11の仮想化
詳細は下記文書を参照ください。
京都大学生協 ソフトウェアFAQ
【参考】Apple Silicon (M1/M2) 搭載MacでのParallels Desktop for Macを利用したWindows 11の仮想化
https://bit.ly/ScoopSwFaq0018
4. VMware Fusionを利用したWindows 11の仮想化
詳細は下記文書を参照ください。
京都大学生協 ソフトウェアFAQ
【参考】Apple Silicon (M1/M2) 搭載MacでのVMware Fusionを利用したWindows 11の仮想化
https://bit.ly/ScoopSwFaq0019
以上です。
FAQ番号: 0009
短縮URL: https://bit.ly/ScoopSwFaq0009
初版公開: 2022/05/25
編集制作: 京都大学生活協同組合 ショップルネ