TOPがん早期発見MRドックについてがん早期発見MRドックで全てのがんがわかりますか?
最終更新日 : 2021/05/13

がん早期発見MRドックで全てのがんがわかりますか?

がん早期発見MRドックでは描出しにくい場合や、苦手とする部位もあります。この検査は万能というわけではありません。検査の特性上、いくつかの正常臓器(脾臓、リンパ節、腸管内容物など)も描出されますし、病変が小さ過ぎて見えない場合もありますし、その病変の性質上(拡散制限があまりない病変)画像に写りにくい、もしくは写らない場合もあります。また、肺の病変、腸管の病変に関しては苦手としていて、各部位の精密検査(消化管の内視鏡検査や胸部のCT検査など)と比べると精度は劣りますので、胸部CT検査や内視鏡検査など、他の精密検査で補うことで、より精度良くがんを発見することが可能だと考えます。