・RI法を実施する場合
RI検出用のγプローブが必要になります。乳腺外科などで既に使用しているものがあれば新規購入は不要な場合もあります。開腹用のプローブと腹腔鏡用のプローブが市販されています。鏡視下手術で開腹用のプローブを用いることも可能ですが、その場合は12mmトロッカーからの挿入は不可能ですので、小開腹のうえラップディスク等を用いての実施となります。
・蛍光法を実施する場合
開腹手術の場合は、ICGを検出可能な近赤外線カメラが必要です。腹腔鏡下手術や、ロボット手術の場合も、ICGの検出が可能な蛍光イメージングシステムが必要です。各施設に現有する内視鏡システムに既に搭載されている場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。