剣道の世界には様々な指導法があります。
江戸時代には500の剣術(流派)があったそうです。
昔は流派が多くても特に問題はなく、各々流派の教えを学べばよかったのですが、剣道が学校教育に取り入れられたことで統一された指導法が必要になってきました。
そこで全日本剣道連盟は指導法の統一を目指して、各種講習会の開催や剣道の教本を製作することで全国への普及を試みてきました。
そのおかげで昔と比べると、かなりわかりやすい統一された指導内容になってきましたが、いまだ完璧というわけではなく、これはどっちが正しいのだろう?と迷う場面もたまにあるかと思います。
2020年(令和2年)4月号の剣窓にて、令和2年度 事業計画が掲載されており、その中の「3.指導」の項目にて次のような記載があります。
(5)本連盟刊行の「剣道指導要領」「剣道講習会資料」「日本剣道形解説書」「木刀による剣道基本技稽古法」「剣道社会体育教本」「剣道授業の展開」の活用を図る。
剣道の指導は、その指導者の育った環境や考え方が反映されるケースが往々にしてありますが、そのようなことだと指導内容に一貫性がなくなり、指導を受けた者にもマイナスの影響を及ぼしかねませんので、全剣連が定めた全国統一された内容で指導がおこなえるよう注意することが必要です。
その際の教科書として次の6冊をご活用ください。
特に剣道指導に携われている方は全冊購入されることをおすすめします。
1.「剣道指導要領」
https://zenkenren-shop.com/kendo/books/010115/
2.「剣道講習会資料」
https://zenkenren-shop.com/kendo/books/010109/
3.「日本剣道形解説書」
https://zenkenren-shop.com/kendo/books/010104/
4.「木刀による剣道基本技稽古法」
https://zenkenren-shop.com/kendo/books/010110/
5.「剣道社会体育教本」
https://zenkenren-shop.com/kendo/books/010106/
6.「剣道授業の展開」
https://zenkenren-shop.com/kendo/books/010119/
以上です。