「知らない」と「知っている」では大きな違いがあります。
知らないと、なにをどうすればいいのかまったくわかりませんから。
では、知っていれば上達できるのかというとそんな単純ではありません。
どんな世界でも上達していく人たちは5つの壁を乗り越えてきていると言われています。
「知識の壁」「行動の壁」「気づきの壁」「技術の壁」「習慣の壁」の5つの壁です。
「知っている」と「やっている」では大きな違いがあります。
読書、講習会、勉強で乗り越えられるのは「知識の壁」だけです。
「行動の壁」以降は自分自身が実践を積み重ねるだけです。それ以外に習得の道はありません。
ちなみにあるセミナーの講師に、自分の成功体験をみんなに伝えるとライバルが増えて自分が不利になると思うのだが、なぜ惜しげもなく成功体験を伝えるのか?と質問したことがあります。
講師が言うには、100人の講習生がいても、実際に行動に移すのは1人(1%)だけです。しかしその1人も1~2度行動してうまくいかなければやめてしまう人がほとんどなので、私のノウハウを修得できる人はほぼゼロなんです。とのことでした。
要するに気づきの壁まで到達できない人がほとんどということです。
ぜひ、このプロセスを頭にいれて、5つの壁を乗り越えるべく稽古にはげんで頂きたいと思います。