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最終更新日 : 2021/01/12

敬語

〈敬語〉
敬語は話し手が話題の人や聞き手に敬意を表すために用いる。

「上・下」「親・疎」「ウチ・ソト」などの人間関係によって使い分けられる。

敬語を使うのは「上(年齢・地位・立場)」の人、「疎(初対面・親しくない)」の人、「ソト」の人に対してである。

〈敬語の種類〉
もともとは「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の 3 種類に分けることが多かったが、2007 年に文化審議会国語分科会の「敬語の指針」によって、以下の 5 種類に分類された。

①尊敬語
動作の主体に対する敬意を表す。「受身敬語」「お/ご~になります」「特別尊敬語」の 3 つの形がある。

「受身敬語」 :読まれる、教えられる、聞かれる・・・
「お/ご」 :お読みになる、お聞きになる、ご利用になる・・・

※名詞や人の状態を表す形容詞に付く場合もある。
・お名前、お宅、お仕事、ご住所、ご家族、ご研究・・・
・お忙しい、お元気、お早い、ご多忙、ご心配、ご不満・・・
「特別尊敬語」:いらっしゃる、おっしゃる、召し上がる・・・

②謙譲語Ⅰ
動作の主体を低めることにより、動作の受け手に対する敬意を表す。「お/ご~する」「特別謙譲語」の 2 つの形がある。

「お/ご」 :お持ちする、お待ちする、お送りする・・・

※名詞に付く場合もある。
・お電話、お話、ご相談、ご報告・・・
「特別謙譲語」:伺う、申し上げる、拝見する・・・

②謙譲語Ⅱ(丁重語)
動作の主体を低めることにより、聞き手に対する敬意を表す。謙譲語と違い、動作の受け手がいない。
例えば、「参る」「申す」は、次のような例では動作の受け手がおらず、聞き手への敬意を表しているので、丁重語と考えられる。

「福岡から参りました本田と申します」

謙譲語・丁重語どちらにも使える言葉(参る、申す、いたす・・・)、謙譲語にしか使えない言葉(伺う、拝見する、いただく・・・)、丁重語にしか使えない言葉(おる)がある。

④丁寧語
聞き手への敬意を表す。「です・ます」「ございます」など。

⑤美化語
名詞に「お」「ご」をつけて美化したもの。敬意を表すものではないので、正確には敬語ではないが、敬語に準じるものとして分類されている。お茶、お寿司、お店、お天気、お料理、お食事、お酒、ご祝儀 など。