基本文型
N1は N2に N3を V受身形
N1=影響を受ける人
N2=行為者/影響を与えるもの
N3=N1の身体部位、所有物、身内など
【かんたん文法】
- 能動文の目的格(を格)の所有者が受身文の主語となり、被害を受けたり、迷惑を受けたりしたことを表す表現。他動詞しか使えない。
犬が 私の足を かみました。
私は 犬に 足を かまれました。
ものが主語にはならない。
人に恩恵を受けたときは「~てもらいました」を使う。
父が私の髪を切りました。
・(私は)父に 髪を 切られました。
(→ 切られたくなかったのに)
・(私は)父に 髪を 切ってもらいました。
(→ 感謝の気持ち)
【教えるときのポイント】
・先生が私の作文をほめた。→(私は)先生に作文をほめられた。のようにうれしい気持ちを表すときに使うこともある。
・自分のこと言う場合、「私は」は省略されることが多い。
また、行為者が誰かわからない場合などは「~に」も省略される。
例文
電車の中で足を踏まれた。