基本文型
V普通形んですか
い形容詞普通形んですか
な形容詞普通形(だ →な)んですか
N普通形(だ →な)んですか
【かんたん文法】
- 目の前の事実や状況を見て、事情、原因、理由などを推測して相手に確認したり、尋ねたり する表現。
その事実や状況に興味があり、「知りたい」という気持ちで使う。
「見る→推測する→確かめる」という流れ。
2.「んです」は「のです」の話し言葉。
説明、主張、納得、発見、命令などの働きがある。
- 何も情報を得ていないときには使えない。
例えば、初対面の人など、相手のことが何もわから ない状態では「~んですか」は使えない。
→相手に何か言われたり、相手についての情報を得たりしたあとで出てくる言葉。
=話し手の推論を確認する表現(→もっと知りたいという気持ちがある)
- 直接事情、原因、理由などを尋ねる場合は「どうして~んですか」。答えは「~から」も「~んです」も使えるが、「~んです」を使うことが多い。
答えが「~んですから」とならないように注意。
- 背景によって質問文が変わる。
「チケットが要りますか」:まったく情報がない状態。いるかいらないかだけを確認している。
「チケットが要るんですか」:「いらないと思っていたのに」という意外な気持ちや、「本当に要るの」という念押しの気持ちなどが含まれている。
- カジュアルな会話では「~んですか」→「~の」、「んです」→「だ」「の」「だよ」などに変化 する。(年齢・性別などで異なる)
「どうしたんですか」→「どうしたの」
「頭が痛いんです」→「頭が痛いんだ」など
例文
A: 表に救急車が止まってましたけど、何かあったんですか。
B:上のフロアの会社で急病人が出たらしいですよ。さっき救急隊員が担架を持って上に 上がって行きました。