基本文型
①これはN1のN2です。
N1=N2の所有者
②これはN1のです。
①のN2を省略した形
【かんたん文法】
①「これ・それ・あれは N の N です」の形で誰の物かを言うことができる。
所有を表す「の」
疑問詞は「誰の」
例)「これは誰の傘ですか」
②「これ・それ・あれは N のです」
- 所有物を省略した形。他の種類の「の」は「の」の後の名詞を省略できないが、所有の「の」は後の名詞が省略可能。
「これは日本語の教科書です」→ 「これは日本語のです」×
「これは私の教科書です」→ 「これは私のです」 ○
- 疑問詞は「誰の」
【ワンポイント】
・「たくさん同じようなものがあるとき(靴、傘)」「他の人が自分の物を持っているとき」「紹介や案内のとき」
・目上の人に対しては、省略形を使うと失礼になる場合がある。
・所有物の部分(N2)が「人」「抽象的なもの」「かなり高価な物」などの場合は省略できない。
私のかばん→ ○私の
私の主人 → ×私の
私の気持ち→ ×私の
彼の島 → ×彼の
例文
A:これは誰の傘ですか。
B:私の傘です。/私のです。