基本文型
V普通形でしょう
い形容詞普通形でしょう
な形容詞普通形(だ)でしょう
N普通形(だ)でしょう
【かんたん文法】
断定を避ける表現。未来のことや不確かなことについて述べるのに使う。
日常会話では主に女性が使う。
あまり親しくない相手と話す場合や、接客などで丁寧な話し方 をする場合には男女の別なく使う。
- 報道、天気予報、ビジネスなどのフォーマルな場面で使われる「でしょう」は、日常会話で使われる「だろう/と思います/でしょう」に比べ、より客観的な根拠に基づいた、話者の確信度の高い情報であることが多い。
例)
(天気予報)「明日は所により雷雨になるでしょう」
(ニュース)「景気は緩やかに回復に向かうでしょう」
また、このような場面では、話者の主観的な判断を示す「~と思います」は不適切。
(天気予報)「明日は所により雷雨になると思います」?
(ニュース)「景気は緩やかに回復に向かうと思います」?
4.「~でしょう↑」は相手に同意を求める表現。推測の正否を問うときは「~でしょうか」を使う。
例)
「彼の言い分はおかしいでしょう↑」
「私の考えは間違っているでしょうか」
【教えるときのポイント】
・「~と思います」の代わりに「~でしょう」を頻発して、不自然な日本語にならないように 注意する。
例文
(占い)「あなたは 30 歳で結婚するでしょう」「私、31 なんですけど」「・・・・・・」