基本文型
V/形容詞/N 普通形そうです
【かんたん文法】
他から得た情報をそのまま人に伝える表現。
情報源を伝えるには「~によると」「~の話では」「~で見た/読んだんですけど」などの 言い方がある。
・天気予報によると、明日は大雨になるそうです。
・課長の話では、近いうちに社長が交代するそうです。
・雑誌で読んだんですけど、10 年以内に東京で大地震が起きる確率は 70%以上だそうです。
※「雑誌を読 んだんですけど~」ではなく「雑誌で読 んだんですけど~」になる。
雑誌を読む→雑誌は「読む」対象(対象の「を」) 雑誌で読む→雑誌は情報獲得の手段(手段の「で」)
ここでは情報を得る手段が雑誌だったことを言っているので「雑誌で」となる。
3.「~と言っていました」と「~そうです」の違い。
「~と言っていました」は本人から直接聞いた場合にしか使えないが、「~そうです」は情報源 が何であっても使える。
「中田さんは明日沖縄へ行くそうです」
→本人から聞いたかもしれないし、他の誰かから聞いたかもしれない。
「中田さんは明日沖縄へ行くと言っていました」
→中田さん本人から聞いた。
- カジュアルな会話では「~って」が使われる。
【教えるときのポイント】
様態の「そうです」と混乱しやすいが、意味も接続も違う。
様態:今にも雨が降り そうです。/このケーキはお いしそうです。
伝聞:明日は雨が降る そうです。/このケーキはお いしい そうです。
例文
経理の人に聞いたんですけど、今期は大赤字だそうです。