基本文型
Vたあとで
【かんたん文法】
1. 二つの行為の時間的な前後を表す。前件の行為をした後で、後件の行為を行うということを 表す。
時制は文末によって決まる。
2.「~てから」と「~あとで」の違い
「~てから」:前件の行為の後に、続けて後件の行為を行うというニュアンスがある。
「~あとで」:時間的な前後関係だけを問題にしており、前件の行為と後件の行為の間に別の 行為をしていても使える。後件の行為が時間的に後であることを強調する。
※前件の行為が後件の行為のきっかけや理由になっている場合や、後件の行為が一定期間続く 場合は「~てから」を使う。
例)
コンサートを見てから、AKB48のファンになった。
今月に入ってから、雨の日が続いている。
- 普段の会話では「~てから」をよく使う。順番をより強調したいときは「~たあとで」を使う。
【教えるときのポイント】
・前後関係が明らかな時は、わざわざ言わない。
×起きたあとで、顔を洗います。
例文
医者:薬を出しますから、食事をしたあとで飲んでください。
患者:食べたあとで、すぐ飲んだ方がいいですか。
医者:いいえ、食事をして 30 分くらいたってから飲んだ方がいいです。