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最終更新日 : 2021/02/05

願望を言う(~が欲しい)

基本文型

私はNが欲しいです。
彼/彼女/○○さんはNを欲しがっています。

【かんたん文法】

  1. 話し手のいろいろなものに対する欲求を表す。第三者の欲求の場合は「欲しがっています」。 ただし、目上の人に対して使うと失礼になることが多いので、友だちや目下の人に対してのみ 使うように注意する。

  2. 「欲しい」対象は助詞「が」で示す。「欲しい」 はい形容詞なので、否定形は「欲しくない」。
    「欲しい」は動詞と思ってしまう学習者がいるので注意。
    また、「欲しい」は話者の欲求を表すので「私は」は省略されることが多い。

  3. 疑問詞は「どんな」

  4. 「何が一番欲しいですか」の形でも練習。

  5. 行為(動作)は「欲しい」の対象にならない。
    × サッカーが欲しいです。

6.「先生、チョコレートが欲しいですか」という使い方をする学習者がいる。(母語の影響)

人に物を勧めるときは「~が欲しいですか」ではなく「~はいかがですか」などの表現を使うことを説明する。

【ワンポイント】

・否定形の「欲しくない」は特殊な状況で使うことが多い。相手に直接「欲しくない」と言うのは 失礼になることもあるので、使用には注意が必要。

「コーヒーはいかがですか」「欲しくないです」(×)

「何か食べますか」「いいえ、熱が高くて食欲がないので、今は何も欲しくないです」(○)

例文

A:今、何が一番欲しいですか。
B:デジカメが欲しいです。
A:どんなデジカメが欲しいですか。
B:軽くて小さなデジカメが欲しいです。