<と> 並列
<や>
<ね>
<よ>
<は> 目的語の強調。
<には/では/からは ・ にも/でも/からも> 目的語の強調。
<は> 最小の数(〜は)
<も> 予想より多い
<しか>
【とりたて助詞】
前提となる事柄の他に、それに対する話し手のとらえ方を表す。言外の意味を暗示するもの。
「影」の意味として、どんな含意を伝えたいのかによって使い分けられる。
森さんは/森さんだけ/森さんしか/森さんばかり/森さんこそ・・・・など、取り立て助詞だけ変えて表す。
【とりたて助詞と格助詞の違い】
格助詞は、続けては使えない。でも、格助詞+とりたて助詞/とりたて助詞+とりたて助詞は使える。
例) 子供にへ 夢を与える仕事がしたい。 ✕(格助詞+格助詞)
家族だけに 知らせた。 ○(とりたて助詞+格助詞)
英語だけは話せます。 ○(とりたて助詞+とりたて助詞)
*とりたて助詞が通常とりたてるのは直前の要素 例外として、動詞句全体がとりたてられることがある。
例)
薬も飲ませた→薬以外の物も飲ませた。というより、薬を飲ませる以外のこともした。ということ。
薬も飲ませた → 薬を飲ませもした
【も】
意外(インド人もびっくり) 並列(彼も好きです)
数量詞(10 人も来た)
【ばかり】
「多い」という気持ちを表す アイスばかり食べている/泣いてばかりいる・・・量、回数が多いということ
兄ばかりが怒られる・・・「だけ」と似ているが、こちらは怒られる回数が多いと言うこと。
「だけ」は、それ以外 のものは存在しないということ。
「ばかり」に不満を込めて強調的に言う場合、話し言葉では「ばっかり」となる。
【だけ・しか】限定
「しか」に比べて「だけ」は使える文脈が限られている。
例)
水しか飲まない ○
水だけ飲む ×
しかし、「水だけは」と「は」をつけると対比の意味が出るので使える。