TOP助詞助詞のまとめ
最終更新日 : 2021/02/05

助詞のまとめ

<と> 並列

<や>

<ね>

<よ>

<は> 目的語の強調。

<には/では/からは ・ にも/でも/からも> 目的語の強調。

<は> 最小の数(〜は)

<も> 予想より多い

<しか>

【とりたて助詞】

前提となる事柄の他に、それに対する話し手のとらえ方を表す。言外の意味を暗示するもの。

「影」の意味として、どんな含意を伝えたいのかによって使い分けられる。

森さんは/森さんだけ/森さんしか/森さんばかり/森さんこそ・・・・など、取り立て助詞だけ変えて表す。

【とりたて助詞と格助詞の違い】

格助詞は、続けては使えない。でも、格助詞+とりたて助詞/とりたて助詞+とりたて助詞は使える。

例) 子供にへ 夢を与える仕事がしたい。 ✕(格助詞+格助詞)
家族だけに 知らせた。 ○(とりたて助詞+格助詞)
英語だけは話せます。 ○(とりたて助詞+とりたて助詞)

*とりたて助詞が通常とりたてるのは直前の要素 例外として、動詞句全体がとりたてられることがある。

例)
薬も飲ませた→薬以外の物も飲ませた。というより、薬を飲ませる以外のこともした。ということ。

薬も飲ませた → 薬を飲ませもした

【も】
意外(インド人もびっくり) 並列(彼も好きです)
数量詞(10 人も来た)

【ばかり】
「多い」という気持ちを表す アイスばかり食べている/泣いてばかりいる・・・量、回数が多いということ

兄ばかりが怒られる・・・「だけ」と似ているが、こちらは怒られる回数が多いと言うこと。

「だけ」は、それ以外 のものは存在しないということ。

「ばかり」に不満を込めて強調的に言う場合、話し言葉では「ばっかり」となる。

【だけ・しか】限定

「しか」に比べて「だけ」は使える文脈が限られている。

例)
水しか飲まない ○
水だけ飲む ×

しかし、「水だけは」と「は」をつけると対比の意味が出るので使える。