基本文型
N1は N2に V受身形
N1=影響を受ける人
N2=行為者/影響を与えるもの
【かんたん文法】
1.直接受身文では行為者が被行為者に直接働きかけを受けたことを述べるのに対し、間接受身文では間接的に影響を受けたことを述べる。
能動文では出てこない間接的な影響の受け手が主語となる。
ほとんどの場合はマイナスの影響を受けたことを述べて、迷惑だ/困ったという気持ちを表す。
自動詞/他動詞どちらも使える。
<自動詞文>
雨が 降った。 (→事実)
雨に 降られた。 (→事実+困った)
<他動詞文>
建設会社が 家の前に 高いビルを 建てた。 (→事実)
建築会社に 家の前に 高いビルを 建てられた。 (→事実+迷惑だ)
- 自動詞の間接受身文は自然災害などを言うときによく使われる。
例文
母親が電車の中で子どもに泣かれて困っている。