エクセルで複数行に記載されている年月日時分、出発駅、経由駅、到着駅のデータを読み込んで、Yahoo乗換案内で料金を検索、その料金を元のエクセルの所定位置に入力するシナリオです。
①ミラロボブラウザを起動して、Yahoo乗換案内を開く
②旅費・交通費.xlsxファイルを開いてまとめてセルの値をコピー、クリップボード経由で年月日時分、出発駅、経由駅、到着駅を文字抽出コマンドを使って各参照IDに記憶させる
③xpathで指定されたホームページ上の各設定窓に、エクセルで読み取った各参照IDの値を入力していく
④検索結果で得られた3件の料金を元のエクセルファイルの所定のセルに1回で入力する
コマンド「エクセルのセルをコピー」を使って複数セルをまとめてコピーした場合、クリップボードには各セルの値がtab区切りで保存されます。
コピーされたデータを「文字抽出（区切り文字）」コマンドを使って、一つずつ抽出してそれぞれの参照IDに記憶させています。
このサイトでは料金表示が〇〇〇円となっているため、文字列抽出（ルールにマッチする）コマンドの正規表現を使用して、数字とコンマを抜き出してエクセルに入力しています。（エクセルでの後処理の手間が省けます。）
また、このサイトの検索条件の日時入力欄はドロップダウン形式になっていますが、表示形式をそろえて「HTMLドロップダウン操作」コマンドで値を入力すれば日時がセットできます。
但し、分の1桁台は「00～09」表示でなければならないため、エクセルではここだけセルの書式設定を「文字列」にして「0」が入力できるようにしています。
検索結果で得られた3件の料金は「エクセルのセル値を入力」コマンドを使ってエクセルに入力しますが、3件の料金（ここでは参照ID）をtab区切りで記載すれば1回のコマンドで複数セルに入力することができます。（下図を参照ください)
(hy-13)
※サンプルシナリオをご確認ください。
※旅費・交通費.xlsxファイルはデスクトップにダウンロードしてください。
※サイトのレイアウト変更などで、エラーがて上手く設定、取得ができなくなることがあります。その際はxpathの設定を見直してください。
主な使用コマンド：
6.6.2. 区切り文字から（文字抽出）
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/70f708ae96d2a9574bf328d0cd34fe1d948e8cf5
6.6.5. ルールにマッチ（正規表現）
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/357e1d03387f6ca7590997f9db145a9994fd0b90
6.7.1. 文字列（文字列比較）
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/985f7d442093a92861a0b9da7044902af1cad337
6.8.1. 繰り返し
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/183dc128a0ad611d3f16fb2dfa1f18ccb34793c6
6.10.15. セル操作 > 値を入力（エクセルのセル値を入力）
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/f02d34b211d7290f09775fe5d1c52ddfefbe33a4
6.11.11. ページ操作 > HTMLキーボード入力
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/8e4cda477787286e4d324f3a0085345fba69b904
6.11.13. ページ操作 > HTMLドロップダウン操作
https://tayori.com/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/detail/383720eaf2769180d104683950ec290c76b6969d