なたね油などの飼料と同種のものを原料している有機質肥料には、保存場所によって、虫が発生することがあります。
その虫は「コクゾウムシ」や「コクヌストムシ」で、袋にある小さな空気穴から中に入って、肥料や袋を食べます。
そういった場合、天日で乾すと虫が離れます。
「コクゾウムシ」や「コクヌストムシ」は、穀物などの乾物を食害するので、生きている植物には影響がありません。
また、食害にあった肥料でも、有効な肥料成分は残っていますので、そのままお使いいただけます。
虫が発生しないようにするには、袋の口を縛って、乾燥剤と共に缶に入れてフタを閉めます。缶は気温や湿度が高くならない場所に置きましょう。