最終更新日 : 2023/08/29
外来カルテと照射オーダーの連携について
1.外来カルテと照射オーダーの連携
- 照射オーダーの内容を外来カルテに連携できます。
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診察中のカルテを開いた状態で照射オーダーの作成画⾯を開くと左下に「 編集中のカルテに挿⼊ 」のチェックボックスが表⽰されます。デフォルトは✅が有効となります。
- 「 編集中のカルテに挿⼊ 」が有効になっている場合は、照射⽇が紐づくカルテの診療⽇となり、変更できません。
- ✅を無効にし外来カルテとの紐づけを解除すると照射⽇の変更が可能となります。
- 「 編集中のカルテに挿⼊ 」にチェックを付けた状態でオーダーを作成すると、開いている外来カルテに照射オーダーのグループが追加されます。
- 追加されたグループにはタイトル横に「オーダー」と表記され、上から順に「①:種別、備考の内容」「②:部位、体位、補⾜の内容」「③:造影剤注⼊⼿技料、医薬品」が表⽰されます。
- 内容が複数ある場合は、内容ごとに②〜③が表⽰されます。
- 診察中のカルテと紐づけたくない場合は、「 編集中のカルテに挿⼊ 」のチェックを外して作成すると、従来通りのコスト連携されないオーダーを作成できます。
- 患者⼀覧画⾯や外来受付画⾯でカルテを開かずに照射オーダーを作成した場合は「 編集中のカルテに挿⼊ 」ボタンは表⽰されません。
2.オーダーブロックの操作
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グループ上での編集はできません。グループを選択するとオーダー確認画⾯に遷移しますので、編集を⾏いたい場合はオーダー編集より内容の変更を⾏ってください。
- 編集した内容はカルテブロックに⾃動で反映されます。
- カルテ画⾯での削除はグループ単位となります。「 Deletキー 」「 Back spaceキー 」または「 グループメニュー(…) 」より削除が可能です。
- 連携元のオーダーが 取消済 になっていない状態でカルテ上のグループを削除しようとすると、確認メッセージが表⽰されます。メッセージを確認のうえ削除を⾏ってください。
- エラーメッセージのOKを押下しカルテ上のグループ削除を⾏うと、連携元の照射オーダーは 取消済 となります
3.オーダー⼀覧画⾯での確認
- オーダー⼀覧画⾯で、外来カルテに紐づいている照射オーダーを確認することができます。
- 外来カルテに紐づいている場合は、照射オーダーに カルテアイコン が表⽰されます。
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カルテアイコン を押下すると、紐づいている外来カルテ画⾯へ遷移します。
- 外来カルテに紐づけ後に取り消された照射オーダーにも カルテアイコン は表⽰され、アイコンを押下すると紐づけていた外来カルテ画⾯へ遷移します。
4.オーダーコストの取り込み
- カルテに紐づけた照射オーダーコストを会計画⾯で取り込むことができます。
カルテに紐づいた照射オーダーがある場合、会計画⾯へ遷移すると「オーダーのコストが取り込めます」のメッセージとともに「 取り込む 」ボタンが表⽰されます。
- 「 取り込む 」ボタンを押下すると、オーダー種別と部位に対応した照射コストが反映されます。
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写真診断料や電⼦画像管理加算はオーダーの内容に応じて適切なコストが⾃動算定されます。
- 部位コメントや電⼦媒体保存撮影コメントなど、コメント内容も⾃動で反映されます。
- 取り込みメッセージの「 ⅰ 」にカーソルを合わせると確認メッセージが表⽰されます。
- 1つのオーダーに複数の内容を追加して作成した場合は、⼀連のオーダー内容と判断し算定単位がまとまって連携されます。
- 単純撮影の場合のみ、部位区分が異なる内容を1つの照射オーダーで作成し、コスト連携を⾏っても⾃動で算定単位が分かれます。
- 頭躯幹と四肢に対する内容が1つのオーダーに混在する場合は、コスト連
携時に単純撮影の写真診断料ごとに算定単位が分かれます。
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連携元のオーダーが編集された場合は、再度「オーダーのコストが取り込めます」のメッセージとともに「 取り込む 」ボタンが表⽰されます。
- 「 取り込む 」を押下すると変更された照射オーダーの内容が新たな算定単位で追加されます。
- 変更前の内容は⼿動で「 算定しない 」へ変更し、会計を⾏ってください。
- ⾃動算定された後に連携元のオーダーが取り消された場合は、「取り消された照射オーダーがあります」と警告メッセージが表⽰されます。
- ⾃動算定されたコストはオーダーを削除しても⾃動消去はされません。メッセージに従い⼿動で「削除」または「算定しない」へ変更してください。
- カルテに紐づいたオーダーが存在し、コストが取り込まれていない状態では「オーダーのコストが取り込まれていません」というエラーメッセージが表⽰され会計確定できません。