TOP飲食店からPRのプロに相談コロナ禍だからこそ。新たな飲食のビジネスを構築したい!
最終更新日 : 2021/02/17

コロナ禍だからこそ。新たな飲食のビジネスを構築したい!

ご相談者様プロフィール

今回ご相談いただいた方は、普段東京都内のレストランで料理人として勤務もされながら、地元の生産者と消費者をつなぐ事業を積極的におこない、「食」を通して人と人、そして人と自然との距離を近づけていきたいという志を持つご相談者様です。

このQ&Aは、以下の方にご参考になるかもしれません。
⚫︎ カフェやレストラン、飲食店のみなさま
⚫︎ 農業や生産業をされているみなさま
⚫︎ デリバリー業、テイクアウトを実施されているみなさま

相談の経緯

➡︎ ご相談者の想い
1)食を通して、生産地・生産者の方と、その食材ができあがる自然についても理解してもらえるような機会を作りたい
2)コロナ禍で店舗にお越しいただく事に制限があることや、農家の方々も困っているため解決したい
3)自分自身も将来のために資金獲得や実現したいことを実現するために準備したい

新型コロナウイルス感染症蔓延以前は、様々なイベントやプロジェクトを進めていたご相談者様ですが、遠方への移動が難しくなったり、オフラインで集まる場作りが難しくなっている状況がありました。

ご自身も飲食店に勤務する中で、自分にとって優先するべき事業は何か整理し、人生において実現したい夢に向かって進んでいくために整理をしていきたいというご希望がありました。

相談内容

大きく分けて、3つの課題の相談をいただきました。

・ さまざまなプロジェクトを進めていたが、どこに軸足を置いて、今何を進めていくべきなのか整理したい
・ やりたいことはたくさんあるが、マネタイズができていないのでビジネスとしてのバランスをとる調整がしたい
・ 身近な人たちと一緒に実施している状態から、心地よさを重視しながらも「外」へ向けた発信・仲間集めもおこなっていきたい

つまり、以下3つが課題だということがわかりました!
①タスク整理・戦略設計
②ビジネスモデル構築
③認知度拡大・仲間集め

課題点に対するご提案まとめ

今回、①タスク整理・戦略設計、②ビジネスモデル構築、③認知度拡大・仲間集めにおいて長期版4MEETSでは以下を提案、実施させていただきました!

1)それぞれのプロジェクトの思想の言語化と整理
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同時進行でプロジェクトや事業を進めている場合、目の前のことを対処療法的におこなっていくことに意識が向いてしまいがちです。
ただ、本来はそれぞれに想いがあり、達成したいことがあり、何のために実施し始めたのかという動機・目的・理由があるはずです。
1人では難しいことも、それぞれについての思想を改めて一緒に言語化し、問いを重ねて深めていくことで、真ん中にある思想を改めて再認識し、整理するところから始めました。

2)人生において実現したい三年後プランを設定
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上記の整理を終えた後、少し先の人生の目的を定め、そのためには今どのプロジェクト・事業を伸ばしていくべきか?どういった点を「譲れないポイント」とするべきか?といった整理をおこないました。
3年計画と、それぞれの事業での事業戦略を設計し、その後具体的に実施すべきアクションプランを設計しました。

3)注力するプロジェクトに絞って事業をブラッシュアップ
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今の世情やご依頼者様の描くビジョンに基づき、まずは今注力したいと考えるプロジェクトに対して、事業のブラッシュアップをおこないました。
ビジョンの言語化、根幹の想いの整理から、サービスの見直し、マネタイズとのバランスチェック、今後の展開などを継続的に話し合い、WEBサイトの修正なども行うことで体制を整え、プレスリリースの配信までをおこないました。

4)認知拡大・仲間集め
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今回は、
・ 本業に大きく影響しない範囲の時間で
・ 既存のリソースや事業の延長の中で
・ 地域の生産者と消費者をつなげるようなビジネスで
・ 持続可能なビジネスモデルを構築する
といった3つを重要な条件として、都内を中心に地元の生産者から野菜や果物を共同購入できるサービス「LOCAL FOOD SHARING」を立ち上げました。

現在のトレンドを含め、さらには1人で実現するのではなく協力的なカフェや農家とともに協働することで実現し、新たなビジネスを実現しました。

配信したプレスリリースはこちらです

都内を中心に地元の生産者から野菜や果物を共同購入できるサービス「LOCAL FOOD SHARING」誕生

おうち時間が長期化する今だからこそ。オーガニックの生産者がつくる美味しい野菜や果物を料理して食べよう!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000073935.html