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最終更新日 : 2021/03/02

多くの農家が出店するマルシェで、これまで以上に来場者を増やすには?

概要・マルシェの課題

農家さんを集めてマルシェを定期開催している団体からのご相談。感染対策を充分に行いながら、できる形で運営を行っていましたが、これまで以上に来場者を増やし、農家の方々に還元ができる取り組みを検討されていました。

現状のマルシェが抱える課題として、下記のような点があげられました。

①コアな体験を絞れていない
 お客さんからスタッフになった方も多く、個々人レベルでは農家や商品に対する興味や思い入れがあるものの、その伝え方がわからない。

②商品の魅力がボンヤリしている(どこに着目してよいかわからない)
要素をあるだけ盛り込んでしまっていて、パッ見で「何がすごいのか」がわからない。紹介コンテンツはなかなかのテキスト量だが、小見出しがなく冗長になってしまっている

③使用している写真について、俯瞰撮影にこだわりすぎてシーンを伝えるパワーが弱い

④もともとスタッフ陣に知識があるため、お客さん側から見て「おっ」と思わせる発見が何なのかが逆にわからない。詳しいがゆえに、外から見て魅力的だと思えるようなポイントも「あたりまえのこと」としてスルーしてしまっている

ご提案

上記を踏まえ、下記のような提案を行いました。


格闘技の煽りVTRのような、出店者のキャラクターや商品の特異性がバシッと伝わる「一行コピー」形式導入のご提案
・(例)虫食いを自然の証拠としてあえて出荷している農家さんには「地元の動物たちにバズった野菜」など思わず「何だそれ?!」と思わせる


サポーターグループに事前にお店を体験してもらい、推薦コピーを募集する。


店舗プロフィール紹介や、レシピ紹介ページでの紹介写真に食べる側目線の接写写真を導入し、シズル感を最大限に演出する
・レシピ紹介ページにおいては「商品の希少性・特異性」であったり、  「この商品はこう味わうとうまい!」というハウツー性を全面に出す

上記共通して
「押し出すポイントを1トピックに絞る」
「シズル感を最大限に出す」
「スタッフ側の発見の興奮、魅力に感じているポイントをエモーショナルに出す」
をポイントにするとより広い層に魅力を伝えることができるのではとご提案を行いました。