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最終更新日 : 2021/02/02

日本語の簡単なところ

日本語の簡単なところ

実は他の言語と比べても日本語はそれほど難しい言葉ではありません。

日本語の学習者に日本語の印象を聞くとほとんどの学生が、「前に思っていたより、ずっと優しいですね。」と答えました。

また、「日本語が読み書きが難しいですが、話すのは意外に簡単です。」とほぼ全員同じように言いました。

文法の簡単なところ

日本語の文法は西洋語と比べてシンプルです。

名詞が簡単:
英語以外の西洋語に多い性別(男性名詞、女性名詞、中性名詞)がなく、英語やフランス語にある冠詞(定冠詞、不定冠詞)もありません。

動詞人称変化が簡単:
日本語の動詞は英語フランス語のように主語によって形が変わりません。例えば英語ではbe-動詞が(I am、you are、he is)など人称変化します。フランス語ですと人称変化はbe-動詞だけでなく、一般動詞でも英語と比較にならないほど広く活用します。

発音が簡単:
音素には母音と子音がありますが、日本語は音その数が最も少ない言語の1つです。詳細は割愛しますが、日本語の音素は約22に対し英語は約45です。日本語を学習したての生徒が何の問題もなく「おはよう」や「こんにちは」をすぐ言えるようになり、日本人に褒められる理由は、日本語の発音があまりに簡単だからです。

また日本語には“橋”と“箸”が違うように高低アクセントはありますが、中国語の四声(音声ごとの高低トーン)もありません。

基本文はたったの3つ:
1、動詞文
2、形容詞文
3、名詞文

日本語に主語が入らない

日本語は(て、に、を、は)が支えている

格助詞と係助詞に代表される、(て、に、を、は)は文を人間の体に見立てると関節です。

これらのおかげで日本語はその骨組みがしっかりと支えられています。

格助詞がちゃんと動詞との関係を表しているので、語順が変わっても大丈夫です。

学習者に日本の印象を聞くと、大抵「日本は綺麗で便利で清潔」、「日本人は親切で優しい」と言うような答えがいつも返ってきます。

日本語は、話者と聞き手を分離せず、進んで同じ地平に立って、できれば共感しようとする言葉です。

話者と聞き手を切り離して対立する英語的な世界とは反対の言葉です。

英語や中国語の話者は自己を強く打ち出す自己主張が強いのに対して、日本人は驚くほど自己主張をしません。自己主張よりも“全体の中に自分を合わせていくこと”を目指すことが多いのです。

外国語を習いその言葉を話すとき、教わった先生の性格やその国の人々の性格まで似てくるといった経験をします。

日本語と言う優しい言葉を習うと、ほとんどの学生が優しくなります。

日本語を話して日本で生活していると学習者も気づかないうちに“性格が変わってしまう、話し方が変わってしまう”のです。

声が変わり静かな声で話すようになり攻撃的な性格がなくなるなど人格まで変わってくることがあります。