基本文型
Vておきます
【かんたん文法】
何かをするために準備として前もってすることを述べる表現。
「~ておきます」には 3 つの用法がある。
①目的のための準備 (「~の前に」「~までに」などが一緒によく使われる)
・次に会うときまでに調べておきます。
②行為の後で次回のためにする事後措置 (「~たら」がよく一緒に使われる)
・読み終わったら、元の場所に戻しておいてください。
④現状の放置 (「~てください」がよく一緒に使われる)
A:プロジェクターは片づけていいですか。
B:午後からまた使いますから、そのままにしておいてください。
- 「~ておきます」には、日本人の相手に対する配慮の気持ちが含まれている。
【教えるときのポイント】
・「~ておきます」が理解できても使えない学習者も多い。(なくても意味が通じるため)
目的(理由)を確認しながら練習する。(「~から」と理由を付け加えさせるとわかりやすい)
例文
試験までにこれまで習ったことを復習しておきます。