基本文型
普通形から
【かんたん文法】
- 理由を示す「から」。
から節が理由を、主節がその結果を表す。
質問に対する答えの場合は、 から節だけが使われる。
例)
A:どうして花火大会に行かないんですか。
B:用事がありますから。
- 複文で使う場合、3 つの文型がある。
①普通形から、普通形→用事があるから、花火大会に行かない。
②普通形から、丁寧形→用事があるから、花火大会に行きません。
丁寧
③丁寧形から、丁寧形→用事がありますから、花火大会に行きません。
2. 質問する場合は「どうして~」。
相手の行ったことを受けて質問する場合は「どうしてですか」も使える。
例)
A:花火大会には行きません。
B:どうしてですか。
A:用事がありますから。
- 直接的な理由を表さない「から」の使い方もある。
例)・冷蔵庫にスープがあるから、温めて食べてね。
・それじゃ、またね。メールするから。
【教えるときのポイント】
・母国語の影響で文頭に「から」を使う学生もいる。
「どこにも行きませんから、お金が ありません」という誤用も多い。
・子どもはよく「~から」を使う。
例文
病院へ寄って行きますから、少し遅れます。