基本文型
N1はN2に住んでいます。/N1は結婚しています。
N1=私、彼、彼女、○○さん ・・・
N2=[地名/場所]日本、福岡、天神 ・・・
【かんたん文法】
1.「〜住んでいます」「結婚しています」で、住んでいる場所と結婚しているかどうかを述べる。
- どこに住んでいるか尋ねる場合は「どこに住んでいますか」「ご住所は?」など。
結婚しているかどうか聞く場合は「結婚していますか」「ご結婚は?」など。
3.「〜ています」について
この文型では「Vています」の形で、過去にある行為が行われ、その結果の状態が残っていることを表す。
例えば、「結婚しています」というのは、今結婚するという行為が行われているということではなく、過去に「結婚」という行為が行われ、その「結婚した」という状態が今も続いているということを表す。
【ワンポイント】
「〜ています」の大まかな説明として、動詞の「て形」+「います」にはいろいろな意味があるので、学習者が混乱する可能性がある。
ここで出されている「住む」「結婚する」「知る」は、今現在そういう状態であることを表す。
「持つ」「売る」「使う」などの動詞も同じ性質を持っている。
一方、学習者がよく耳にする「~ている」の形(「食べている」「走っている」)などは、今その動作が進行中であることを表すので、形は同じでも、概念が同じではないので教える側の整理が必要。
「私は福岡に住んでい る」 → 現在の状態
「妹がケーキを食べている 」→ 現在進行中の動作
・ 母国語の動詞の形から、どうしても「福岡に住みます」「結婚します」と言ってしまうことが多い。
練習してわかっているつもりでも、話すときには「住んでいます」と出てこないことが多いので、何度も練習が必要である。
「私は福岡に住みます」× 「私は福岡に住んでいます」○
「私は結婚します」× 「私は結婚しています」○
例文
A:結婚していますか。
B:いいえ、していません(*注「いいえ、しません」となることが多いので注意)