TOP運用方法(共通)アカウントタイプを追加/編集する
最終更新日 : 2024/11/27

アカウントタイプを追加/編集する

※「アカウントタイプの編集」メニューは、「アカウントカスタム」オプションを契約した場合、表示されます。
※アカウントタイプ「管理者」のメンバーのみ操作できます。

「管理者」「一般」以外の新たなアカウントタイプを追加できます。
追加したアカウントタイプでは、「メンバーの表示」や「デバイスの操作」等、メンバーサイトの利用権限を細かく設定できます。

「メンバー」メニューの「アカウントタイプの編集」から、アカウントタイプの追加・編集できます。

  • デフォルトで「管理者」「一般」が登録されており、変更や削除はできません。
  • アカウントタイプは「管理者」「一般」を含め100件まで登録できます。
アカウントタイプの編集.png

設定項目一覧

エリア

表示するエリア

表示するエリアを制限します。

  • すべて:すべてのエリアを表示します。
  • 入室できるエリアのみ:ログインしたメンバーが入室できるエリアのみ表示されます。
  • なし:エリアに関する画面を表示しません。

【対象となる画面・項目】
エリアの一覧、入退室履歴、在室一覧、メンバーやタグの権限

表示するデバイス

表示するデバイスを制限します。
SPLATSアプリで表示するデバイスにも反映されます。
※ 追加したアカウントタイプでアプリを利用する場合、アカウントカスタムオプションに対応したVer1.4.0以降が必要です

  • すべて:すべてのデバイスを表示します。
  • 認証できるデバイスのみ:ログインしたメンバーが認証できるデバイスのみ表示されます。
  • なし:デバイスに関する画面を表示しません。

【対象となる画面・項目】
デバイスの一覧、デバイス状態

操作できるデバイス

操作できるデバイスを制限します。

  • すべて:すべてのデバイスを操作できます。
  • 認証できるデバイスのみ:ログインしたメンバーが認証できるデバイスのみ操作できます。 ※ 操作する時にその時間の権限がなければ操作は受け付けません。
  • なし:すべてのデバイスを操作できません。

【対象となる画面・項目】
デバイス状態、メンバー追加/編集の「リーダーで読み取る」、高度な操作

カギ

表示するカギ

表示するカギを制限します。
SPLATSアプリに表示するデバイスにも反映されます。
※ 追加したアカウントタイプでアプリを利用する場合、アカウントカスタムオプションに対応したVer1.4.0以降が必要です

  • すべて:すべてのカギを表示します。
  • 利用できるカギのみ:ログインしたメンバーが利用できるカギのみ表示されます。
  • なし:カギに関する画面を表示しません。

【対象となる画面・項目】
カギの一覧、カギ利用履歴、デバイス状態、デバイス設定、メンバーやタグの権限、予約

操作できるカギ

「デバイス状態」画面からの施解錠や、「高度な操作」画面から操作できるカギを制限します。

  • すべて:すべてのカギを操作できます。
  • 利用できるカギのみ:ログインしたメンバーが利用できるカギのみ操作できます。 ※操作する時にその時間の権限がなければ操作は受け付けません。
  • なし:すべてのカギを操作できません。

【対象となる画面・項目】
デバイス状態、メンバー追加/編集の「リーダーで読み取る」、高度な操作

予約できるカギ

予約できるカギを制限します。

  • すべて:すべてのカギを予約できます。
  • 利用できるカギのみ:ログインしたメンバーが利用できるカギのみ予約できます。
  • なし:すべてのカギを予約できません。

【対象となる画面・項目】
予約

メンバー

表示するメンバー

表示するメンバーを制限します。

  • すべて:すべてのメンバー情報を表示します。
  • 同じグループのみ:自身と同じグループのメンバーのメンバー情報のみ表示します。
  • 自身のみ:自身のメンバー情報のみ表示します。

【対象となる画面・項目】
メンバーの一覧、入退室履歴、カギ利用履歴、予約の「代理で予約する」

追加・編集できるメンバー

追加・編集できるメンバーを制限します。

  • すべて:メンバーの追加やすべてのメンバー情報を編集できます。
  • 同じグループのみ:自身と同じグループのメンバーを追加、編集できます。
  • なし:プロフィール・権限を編集できません。

※「なし」の場合でも、自身のプロフィール画像は変更できます。

【対象となる画面・項目】
メンバーの追加、プロフィール

設定できる権限

メンバーに設定できる権限を制限します。

  • すべて:管理者同様、すべてのタグやメンバーだけの権限を設定できます。
  • 自身に付けられたタグのみ:自身に付けられたタグのみ設定できます。また、メンバーだけの権限は設定できません。
  • なし:メンバーに権限を設定できません。

 【メンバーだけの権限について】

  • メンバーだけの権限に表示されるエリア/カギは、「表示するエリア」「表示するカギ」でそれぞれ許可されたものだけです。
  • 「表示するデバイス」で許可されたデバイスに通行ルール違反の設定がある場合、「特権」タブが表示されます。
  • 自身が表示できないエリア/カギに対する権限が既に設定されている場合、そのメンバーの権限は編集できません。

【対象となる画面・項目】
権限、規制解除

選択できるアカウントタイプ

SPLATSアカウント発行時に選択できるアカウントタイプを制限します。

  • すべて:管理者と一般を除く、すべてのアカウントタイプを選択できます。
  • 指定する:指定したアカウントタイプの中から選択できます。
  • なし:SPLATSアカウントを発行できません。

※ 新規にアカウントタイプを追加する際に、「選択できるアカウントタイプ」として作成中のアカウントタイプを指定する場合は、一度作成してから指定してください。

【対象となる画面・項目】
SPLATSアカウントの発行

ゲスト

表示するゲスト

表示するゲストを制限します。

  • すべて:すべてのゲスト情報を表示します。
  • 同じグループのメンバーが追加したゲストのみ:同じグループのメンバーが追加したゲスト情報を表示します。
  • 自身が追加したゲストのみ:自身が追加したゲスト情報を表示します。
  • なし:すべてのゲスト情報を表示しません。

【対象となる画面・項目】
ゲストの一覧、予約の「代理で予約する」

編集できるゲスト

追加・編集できるゲストを制限します。

  • すべて:ゲストの追加やすべてのゲスト情報の編集ができます。
  • 同じグループのメンバーが追加したゲストのみ:ゲストの追加や同じグループのメンバーが追加したゲスト情報の編集ができます。
  • 自身が追加したゲストのみ:ゲストの追加や自身が追加したゲスト情報の編集ができます。
  • なし:ゲストの追加や編集ができません。

【対象となる画面・項目】
ゲストの一覧、ゲストの追加、予約の「代理で予約する」

追加したアカウントタイプでできないこと

以下の項目は追加したアカウントタイプではできません。
管理者のみ設定/閲覧可能です。

テナント

  • テナント設定
  • ログの閲覧
  • サービス連携

エリア

  • エリア設定
  • 解錠予約
  • デバイス設定

カギ

  • デバイス設定

メンバー

  • メンバーの一括操作
  • グループの編集
  • タグの編集
  • アカウントタイプの編集

アカウントタイプを追加する

①アカウントタイプの追加画面を表示する

  • 「メンバー」メニューから「アカウントタイプの編集」を選択します。
  • 「アカウントタイプ情報」画面が表示されるので、「アカウントタイプの追加」をクリックします。

②各項目を編集し、保存する

  • アカウントタイプ名、その他設定項目を編集し、保存します。各項目の詳細は本ページの「設定項目一覧」を参照してください。

③追加したアカウントタイプをメンバーに割り当てる

  • メンバーの追加または編集画面で、追加したアカウントタイプをメンバーに割り当てます。

アカウントタイプの設定を変更する

①アカウントタイプの編集画面を表示する

  • 「メンバー」メニューから「アカウントタイプの編集」を選択します。
  • 「アカウントタイプ情報」画面が表示されるので、編集したいアカウントタイプを選択します。
  • 表示された「アカウントタイプ情報」右上の編集アイコンをクリックします。

②各項目を編集し、保存する

  • アカウントタイプ名、その他設定項目を編集し、保存します。各項目の詳細は本ページの「設定項目一覧」を参照してください。

ご注意:
すでにログイン中のメンバーにはアカウントタイプの変更が反映されません。
一度ログアウトし、ログインしてください。

アカウントタイプを削除する

①削除したいアカウントタイプが割り当てられているメンバーのアカウントタイプを変更する

②アカウントタイプの編集画面を表示する

  • 「メンバー」メニューから「アカウントタイプの編集」を選択します。
  • 「アカウントタイプ情報」画面が表示されるので、削除したいアカウントタイプを選択します。
  • 表示された「アカウントタイプ情報」右上の編集アイコンをクリックします。

③アカウントタイプを削除する

  • 画面右下の、「アカウントタイプの削除」ボタンをクリックします。
  • 「このアカウントタイプは削除できません このアカウントタイプが設定されているメンバーがいます」と表示される場合、このアカウントタイプが割り当てられているメンバーがいます。①に戻り、メンバーのアカウントタイプを変更してください。

設定例: デバイスの操作やメンバーの編集を自身が所属する拠点に制限する

背景

以下のようなシーンを想定します。

扉の遠隔解錠や従業員を登録するため、店長に管理者権限を与えたいが、他の拠点の解錠等ができてしまう。
店長の場合は、その支店に所属するエリアやメンバーのみ表示できるよう制限したい。

設定手順

1. 事前準備

  • 拠点ごとに「グループ」を作成します。
  • 拠点の担当者には、その拠点にあるデバイスの権限のみ設定します。

2. アカウントタイプの追加画面を表示する

  • 「メンバー」メニューから「アカウントタイプの編集」を選択します。
  • 「アカウントタイプ情報」画面が表示されるので、「アカウントタイプの追加」をクリックします。

3. 遠隔操作できるデバイスを制限する

「操作できるデバイス」で「認証できるデバイスのみ」を選択します。
これにより、権限のあるデバイス(=自拠点のデバイス)のみ解錠できます。

4. 追加・編集できるメンバーを制限する

「追加・編集できるメンバー」で「同じグループのみ」を選択します。これにより、自身と同じグループのメンバー(=自拠点のメンバー)のみ編集できます。

5. 追加したアカウントタイプをメンバーに割り当てる

  • アカウントタイプを保存します。
  • メンバーの追加または編集画面で、追加したアカウントタイプをメンバーに割り当てます。
  • 追加したアカウントタイプを割り当てたメンバーでログインし、以下が実現できていることを確認します。
    • 自拠点の扉のみ遠隔操作できる
    • 自拠点に所属するメンバー(従業員)のみ登録・変更できる