照射オーダーとは
XP、CT、MRI、骨塩定量などの画像系の検査オーダーを出す機能であり、オーダーを出すことでコストの自動連携や照射録の自動作成がされます
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照射オーダーの設定について
照射オーダーを利用するにあたり、下記設定を行います
部位の設定
医師が指示する照射部位については、施設ごとの設定が可能です
設定にあたり、指示するすべての部位を書き出し、その部位と種別(単純撮影デジタル、CTなどのモダリティ)ごとに、どの算定コメントを利用するか(例:「部位」→胸部、「種別」→単純撮影デジタル、「算定コメント」→撮影部位(単純撮影):胸部(肩を除く。))を記載します
※記載方法は後述します
テンプレートの設定
テンプレートとは、あらかじめ必要項目を記載した状態を保存しておき、新規でオーダーを出す際にそれを選択することで反映できる機能です
種別(モダリティ)や部位、体位、枚数、場合によっては撮影条件(例:XPのKV,mA,secなど)もあらかじめパターン化できるため、事前にテンプレート化しておくことでオーダーの簡略化はのみならず、照射録作成の簡略化にもなります
設定までの流れ
入力シートの展開
導入担当者から設定の入力シートを展開致します
↓入力シート例
入力すべきシートはそれぞれ下記3つのシートとなっています
1.【入力シート】部位
B列の「施設部位」の入力欄に医師が指示する部位を記載します
上記に対応する算定コメントをそれぞれ種類(モダリティ)ごとC~E列に選択します(プルダウンから選びます)
💡 入力が完了したらこの時点で一度導入担当者にご連絡ください
ヘンリー側で部位の設定を行います
2.【入力シート】撮影条件フォーマット
撮影条件とは、照射録に記載している撮影条件になります
テンプレートにあらかじめ部位や枚数とともに撮影条件も組み込むことで、オーダー時に記載する手間や照射録印刷後に記載する手間が省けます
💡 撮影条件欄はフリーフォーマットのため、項目なども自由に設定できます
「50KV,100mA,0.05sec,100cm」のように項目をカンマ区切りで記載します
種類(モダリティ)ごとにどのような項目を設定するかを当該シートに記載します
例:単純撮影デジタル→KV、mA、sec、cm
A列「種類」(モダリティ)を選択し、B列「単位」では撮影条件として記載する数値の項目を記載します
C列「テンプレート化対象」はB列「単位」のみならず数値もテンプレート化するのであれば”〇”、数値はテンプレート化しないのであれば”×”とします
C列が”〇”の場合の撮影条件のテンプレートイメージ:50KV,100mA,0.05sec,100cm
C列が”×”の場合の撮影条件のテンプレートイメージ: KV, mA, sec, cm
※”×”にする場合は単位だけが撮影条件に挿入されますので、撮影時などに数値を追記する必要があります
💡 入力が完了したらこの時点で一度導入担当者にご連絡ください
導入担当者にて次のシートの入力項目に単位を追加します
3.【入力シート】オーダーテンプレート
「1.【入力シート】部位」で入力した「部位」や、「2.【入力シート】撮影条件フォーマット」で入力した「撮影条件の単位」を含めてテンプレートの入力項目を記載します
「2.【入力シート】撮影条件フォーマット」のC列を”〇”にしている単位はその項目がありますので、数値入力してください
「2.【入力シート】撮影条件フォーマット」のC列を”×”にしている単位は一律数値なしの撮影条件で挿入されますので入力の必要はありません
💡 入力が完了したら導入担当者にご連絡ください
テンプレート登録が完了したらご連絡致します