Ｑ：ストレスチェックの調査票に、標準的な質問項目に加え、ストレスに関連する追加設問、自由記述欄を設けてもよいでしょうか。

Ａ：法定のストレスチェックは、調査票を用いて、「職場のストレス要因」、「心身のストレス反応」、「周囲のサポート」の３つの領域に関する項目により検査を行い、ストレスの程度を点数化して評価するものです。この条件を満たしていれば、独自に追加設問や自由記述欄を設けることは差し支えありません。
ただし、結果の提供に当たっては、追加設問、自由記述欄の内容についても、ストレスチェックの結果と同様に、労働者の同意なく事業者に提供することはできないことに留意する必要があります。特に自由記述欄の内容によっては個人が特定されてしまうことも有り得ますので事前に社内に周知しておくことが望ましいと思います。