TOP生徒対応受験コースの生徒。指導とは別に自分で考えた構想で書きたいと言う。どう対応すべきか。
最終更新日 : 2021/04/14

受験コースの生徒。指導とは別に自分で考えた構想で書きたいと言う。どう対応すべきか。

構成は、本人の自由でもかまわない。解説は、書けない子のためのヒントも兼ねているので、自力で工夫して書ける子はそれでいい。勉強の基本は以下のとおり。(1)本人が過去問を解くという勉強ではなく、過去問を中心とした類似問題をもとに、そういうテーマが出たときの体験実例、光る表現、大きい感想をできるだけ多く見つけておくという勉強。(2)事前の準備を親子ですることによって、価値ある体験実例(個性・挑戦・感動・共感のある実例)をできるだけ毎回見つけておく。そのために、親の体験なども積極的に話すとよい。(3)しばらくは、制限時間は決めなくてよいが、かかった時間は記録しておく。(4)作文が返却されたら、よりよい作文に親子で協力して直しておく。その際、字数もできるだけぴったりにしておき、よりよい題材、よりよい表現、よりよい主題を工夫して模範作文を作っておく。(5)直した作文は、模範作文として、毎日音読するといい。(6)試験が近づいたら、その作文を見ずに、同じテーマで時間内に書き上げる練習をする。つまり、勉強の基本は、過去問をもとに、類似問題で、使える実例や表現や感想を多数用意しておき、試験の本番ではそれらをあてはめていく。実力は、短期間では変わらないので、このよりよい材料を準備してあてはめていくという方向で勉強していく。

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