ESET PROTECT Entry オンプレミス（※）の京都大学・大規模ライセンスで提供するクライアントセキュリティ製品 ESET Endpoint Security（以下EES）/ ESET Endpoint アンチウイルス（以下EEA）Mac版を、Apple Silicon（Apple M1/M2系チップ）搭載Macで使用する場合の留意点をご案内します。
※2022年度まで頒布していた「ESET Endpoint Protection Advanced」の後継となるライセンス商品であり、同一のセキュリティ製品が提供されます。
1. Apple Silicon搭載Macに特有の留意点
日本代理店による説明は下記のとおりです。
参考
キヤノンITソリューションズ
ESETサポート情報
Apple M1チップへの対応について
https://eset-support.canon-its.jp/faq/show/19115?site_domain=business
Apple M2チップへの対応について
https://eset-support.canon-its.jp/faq/show/23111?site_domain=business
すなわち
- 日本代理店は2021年5月31日 (Apple M1)／2022年7月21日 (Apple M2) に、EES/EEAの対応（動作）について発表しました。
- ただしEES/EEAは現状でIntelプロセッサ搭載Macでのネイティブ動作を前提に開発されています。
- よってApple Silicon搭載MacでEES/EEAを使用する場合は、Rosettaのインストールが必要です。
Rosetta（ロゼッタ）は異なるCPU向けに作られたアプリケーション（バイナリ）を自動変換する機能で、Intel→Apple Siliconの変換機能は「Rosetta 2」とも呼ばれます。
Apple Silicon搭載MacでIntel Mac用のアプリケーションを初めてインストール／起動するときに、Rosetta 2のインストールが促されます。
参考
Apple
MacにRosettaをインストールする必要がある場合
https://support.apple.com/ja-jp/HT211861
2. 新しいOSでの対応状況
Apple Silicon搭載のMacは2020年後期から発売され、macOS 11 Big Sur以降がプリインストールされています。近年のmacOSでのEES/EEA対応状況は以下を参照ください。
京都大学生協 ソフトウェアFAQ
ESET Endpoint Security / ESET Endpoint アンチウイルス (Mac) のOS別の対応状況
https://bit.ly/ScoopSwFaq0012
以上です。
FAQ番号: 0011
短縮URL: https://bit.ly/ScoopSwFaq0011
初版公開: 2022/06/13
編集制作: 京都大学生活協同組合 ショップルネ