TOP外来会計コロナ5類に伴う操作について
最終更新日 : 2023/07/19

コロナ5類に伴う操作について

公費の種類について:令和5年5月8日~令和5年9月末まで

  • 5/8以降追加となるコロナ公費は2種類
    • 全額補助⇒新型コロナ治療薬補助公費(入外共通)
      • 自己負担なし
      • 対象薬剤:経口薬「ラゲブリオ」、「パキロビッド」、「ゾコーバ」、点滴薬「べクルリー」、中和抗体薬「ゼビュディ」、「ロナプリーブ」、「エバシェルド」
      • 手技料(点滴注射等)は公費対象外、薬剤料のみが公費適用
    • 一部補助⇒入院医療費一部補助公費(外来は対象外)
      • 原則、高額療養費の自己負担限度額から2万円(2万円に満たない場合はその額)を減額(公費で補助)
      • 医療費比例額(1%加算)の場合は1万円を減額
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移行に伴う経過的な取り扱い(~5/31)

前提事項

〜5/7までに入院した患者のみ、5月末まで全額公費負担対象となります。

6月以降は入院日に関わらず、全額公費負担扱いの公費は使用できなくなります。

  • 4/30までに入院した場合
    • 従来通り入院医療費の全額を公費負担、患者負担はなし(5月末まで)
  • 5/1~5/7に入院した場合
    • 従来通り入院医療費の全額を公費負担、患者負担はなし(5月末まで)
  • 5/8以降に入院した場合
    • 新型コロナ治療薬補助公費、入院医療費一部補助公費の適用(所得区分に応じて自己負担が発生)

公費登録の操作方法について

外来

新型コロナ治療薬補助公費

◆受診日が5/7まで

  • 従来通り、「コロナ検査」、「コロナ診療」の公費を使用
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◆受診日が5/8以降(コロナ治療薬のみ公費対象、コロナ治療薬以外は公費適用対象外)

  • 従来の、「コロナ検査」、「コロナ診療」の公費は利用することができなくなります
  • 代わりに「コロナ5類・全額補助」公費を利用することが可能になります
  • 「コロナ5類_一部補助」は入院に対する公費のため外来では使用しません

    • 【操作方法】

      • 公費登録
        • 「保険・公費」タブの「公費」欄に負担者番号、受給者番号を登録する
        • 公費制度で「コロナ5類・全額補助」を選択して公費を追加する
      • 会計時に公費適用

        • [対象薬剤]を利用する場合「コロナ5類・全額補助」を含む保険組合せを適用させる

          ※「医保+コロナ5類・全額補助」、「医保+コロナ5類・全額補助+地方公費」等、患者様の保険、公費情報に則り適用

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入院

新型コロナ治療薬補助公費

◆5/7以前に実施した場合

  • 従来通り、「コロナ検査」、「コロナ入院」の公費を使用

◆5/8以降に実施した場合(コロナ治療薬のみ公費対象、コロナ治療薬以外は公費適用対象外)

  • 従来の、「コロナ検査」、「コロナ入院」の公費は利用することができなくなります
  • 代わりに「コロナ5類・全額補助」公費を利用することが可能になります

    • 【操作方法】
      • 公費登録
        • 「保険・公費」タブの「公費」欄に負担者番号、受給者番号を登録する
        • 公費制度で「コロナ5類・全額補助」を選択して公費を追加する
      • 会計時に公費適用
        • 対象薬剤に「コロナ5類・全額補助」を含む保険組合せを適用させる

    ※「医保+コロナ5類・全額補助」、「医保+コロナ5類・全額補助+地方公費」等、患者様の保険、公費情報に則り適用

    ※手技と対象薬剤を含んだ注射オーダーを作成した場合、コストカレンダー(コスカレ)画面上では手技と対象薬剤の算定が統合されている為、算定分割の上、対象薬剤のみに「コロナ5類・全額補助」を含む保険組合せを適用させる

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入院医療費一部補助

限度額認定証のマニュアルはこちら
https://tayori.com/q/support-henry/detail/375180/

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入院時期ごとの操作方法

◆入院日が4月中で5月以降も継続入院する場合

  • 4月中は従来どおり「コロナ入院」公費を使用
  • 5/1以降、受給者番号が公費の決定通知書記載のものではなく、「9999996」に変更となる(負担者番号は変更なし)

    • 【操作方法】

      • 4月分と5月分で公費登録を分ける必要あり(受給者番号が異なるためそれぞれ登録が必要)

        • 4月診療分

          • 負担者番号、受給者番号、公費制度(コロナ入院)は現状の入力のまま
          • 期間の終了日を「R5.04.30」で登録する
          • 「患者管理>入院患者>入院情報を編集>入院保険組合せ」で入院保険組み合わせを、主保険+コロナ入院にして、終了日を「R5.04.30」で登録する

            ※上記により、デフォルトの保険組み合わせが変更される

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  • 5月診療分

    • 負担者番号、公費制度(コロナ入院)は4月以前のものと同様
    • 受給者番号が変更となり、「9999996」で登録する
    • 期間開始日は「R05.05.01」
    • 入院保険組み合わせを、主保険+コロナ入院にする

      ※終了日の登録は最長でも「R05.05.31」となる

      (5月末までは従来通り入院医療費全額公費負担、患者負担無となる)

    • 「患者管理>入院患者>入院情報を編集>入院保険組合せ」で入院保険組み合わせを、主保険+コロナ入院にして、開始日を「R5.05.01」、終了日を「R5.05.31」で登録する

      ※上記により、デフォルトの保険組み合わせが変更される

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  • 6月以降診療分
    • 下記「入院日が5/8以降の場合」と同様
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◆入院日が5/1~7の場合

  • 負担者番号、公費制度は従来どおり※「コロナ入院」公費を使用
  • 5/1以降は受給者番号を「9999996」で登録が必要
    • 【操作方法】
      • 5月診療分
        • 負担者番号、公費制度(コロナ入院)は4月以前のものと同様
        • 受給者番号が変更となり、「9999996」で登録する
        • 期間開始日は「R05.05.01」
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 ・ 入院保険組み合わせを、主保険+コロナ入院とする

  ※終了日の登録は最長でも「R05.05.31」となる

  (5月末までは従来通り入院医療費全額公費負担、患者負担無となる)

  • 6月以降診療分
    • 下記「入院日が5/8以降の場合」と同様
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◆入院日が5/8以降の場合

  • 「コロナ5類・一部補助」公費を使用
    • 【操作方法】
      • 公費登録
        • 「保険・公費」タブの「公費」欄に負担者番号、受給者番号を登録する
        • 公費制度で「コロナ5類・一部補助」を選択して公費を追加する
      • 入院保険組み合わせ
        • 「医保+コロナ5類・一部補助」や「医保+コロナ5類・一部補助+地方公費」等、「コロナ5類・一部補助」が含まれる公費を選択する
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