TOP外来会計「7種類以上内服薬」の自動算定(薬剤数カウントの判断)
最終更新日 : 2023/06/13

「7種類以上内服薬」の自動算定(薬剤数カウントの判断)

  • 内服薬7種類以上とカウントした場合は

    • 院外処方:「処方箋料(リフィル以外・7種類以上内服薬)」
    • 院内処方:「処方料(7種類以上内服薬)」「薬剤料逓減(90/100)(内服薬)」

    が自動算定されます。

算定要件抜粋

① 錠剤、カプセル剤については、1銘柄ごとに1種類と計算する。
② 散剤、顆粒剤及び液剤については、1銘柄ごとに1種類と計算する。
③ ②の薬剤を混合して服用できるよう調剤を行ったものについては、1種類とする。
④ 同一服用方法でまとまっている薬剤の合計薬価が所定単位当たり 205 円以下の場合には、1種類とする。

ヘンリーでのカウント

  • 同一服用方法(タイミング)が同一なものを1処方としてカウントする
    • 処方日数を見ません(14日未満、臨時処方、混合処方の考慮がありません
  • 1処方の合計薬価が205円以下の場合  1処方=1種類とカウント
  • 1処方の合計薬価が205円を超えた場合 1銘柄=1種類とカウント

※ ご注意ください ※

  • 服用方法(タイミング)のみで判断し、合算計算します(日数は見ません)

    • 服用方法の入力は必ず「タイミング欄」にて選択をお願いいたします!!

    ※フリーコメントで入力すると服用方法の判定が出来なくなります

  • タイミング欄にて選択

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タイミング欄に表示されます

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※フリーコメントで入力されたものはタイミング欄が空欄に表示されます

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  • 服用開始時点は考慮しておりません
  • 臨時処方、混合処方もカウントします

例①

同一服用方法の処方が、カルテ上1処方としてまとまってない場合

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5種類とカウントします

例②

  • 臨時投薬がある場合【要注意!】

    • ラコールNF配合経腸用液のみ10日分処方で臨時投薬

    ★服用方法(タイミング):1日1回朝食後 が同じ処方薬と合算されます!!!

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ヘンリーでのカウントは8種類となります!!

下記の算定要件より5種類(うち1種類が臨時処方)が正しいため修正(※)が必要です

  • ラコールNF配合経腸用液 200ml :1日1回朝食後 10日分

(臨時処方のため、カウントから外れる)

  • その他の1日1回朝食後内服薬4種類 : 1日1回朝食後 30日分

205円以下のため1種類となる)

(¥16.4×1T+¥9.8×1T+¥39.4×1T+¥12.2×1T=¥77.8)

※修正方法(7種類以上内服薬⇨その他)

下記作業をお願いします

  • 院内処方
    • 処方料(その他)を手入力
    • 薬剤料逓減(90/100)(内服薬)を「算定しない」にする
    • 処方料(7種類以上内服薬)を「算定しない」にする
  • 院外処方
    • 処方箋料(リフィル以外・その他)を手入力
    • 処方箋料(リフィル以外・7種類以上内服薬)を「算定しない」にする

※必要に応じて選択式コメント「臨時薬の投与の必要性(薬剤料・処方箋料);」を入力してください

ヘンリーの会計画面で薬価を確認する場合

  • 会計画面では30日の総点数の表示となります
    • 総点数÷日数分=1日分の点数にてご確認ください!
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院外処方の場合は薬価の表示がありませんが、下記要件には対応しております

  • 一般名処方されている薬剤は薬剤の最低薬価で計算を行う
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