Romancerで使用可能な文字コードは「JIS X 0213」となっており、これにより文字化けを避けるため、特定の文字(ハングルや韓国漢字など)は現状、テキストベースの電子書籍では対応が難しい状況です。これは、さまざまな読書アプリケーション(Kindle、楽天Kobo、Kinoppyなど)での表示を考慮した制限です。
代替案としては、Wordなどで書籍のレイアウトを完成させた後、PDF形式で書き出し、固定レイアウト(フィックス型)の電子書籍としてPDFをRomancerで変換する方法があります。この方法であれば、多言語表示の電子書籍を制作することが可能です。ただし、固定レイアウト(フィックス型)の電子書籍は画像データとして扱われるため、テキスト情報は含まれませんのでご注意ください。