Tayori活用事例インタビュー ~ドッグフーディングvol.3 企画・クライアントワークでの活用方法~
自社製品・サービスを社員が日常的に利用することにより、品質をチェックし改善に役立てること、リリース前の製品・サービスをテスト利用することを「ドッグフーディング」といいます。
参考記事:
Tayori活用事例インタビュー ~ドッグフーディングvol.1 総務での活用方法~
Tayori活用事例インタビュー ~ドッグフーディングvol.2 カスタマーサポートでの活用方法~
ユーザー目線に立つために、まずは「自分たちで積極的に使ってみる」ことはサービス改善において大切なことです。Tayoriを運営する株式会社PR TIMESでは、お客様サポートの部門だけでは無く、社内の業務にも積極的にTayoriを利用しています。
そこで、実際にTayoriを使っている社内ユーザーから率直な意見を聞き、機能改善に生かすべくインタビューを行いました。
第三回目は、企画の提案や実行、クライアントワークを行う方たちへインタビューしました。外部の方とのやり取りが多い分、社内間の利用だけでは気が付かない違った視点でのお話を伺うことができました。
インタビュー開始前に…
今回は3名の方へのインタビューを行いました。実は、その内2名の方とは初めてお話をするためインタビュアーも緊張しており、最初はぎこちない雰囲気…。「とりあえず!楽しい感じの写真撮りましょうか!」と写真撮影からスタートです。
クライアントやメディア、外部とのやり取りが業務の中心
ーまずは自己紹介とどんな業務をしているのか教えて下さい。
村上「営業本部に所属しております村上と申します。『4 MEETSプロジェクト – 出会うPR –』というコロナ禍で困っている事業者やPRパーソンを支援するプロジェクトに携わっており、そこでTayoriを利用しています。」
本郷「PRPTでメディアプロモートをしています。 PR TIMESをご利用の企業様やクライアントの、商品やイベントなどをメディアにご紹介する業務を行っています。」
長澤「PRPTでクライアントワークを行っています。本郷さんと同じく、メディアの方に向けてお申込みフォームを作ったり、クライアントへの提案をする際に、情報を集めるため社内に対してアンケートを取る際にTayoriを使っています。」
ー前職について伺いたいのですが、村上さんと長澤さんは新卒でPR TIMESに入社されたんですよね?
村上「はい。新卒で入社しました。インターンの時から数えると入社してそろそろ3年くらいですね。」
長澤「今年の4月に新卒でPR TIMESに入社しました。大学生の頃はWEBメディアでインターンをしていました。」
本郷「私は、WEBの広告代理店で営業と運用を行っていました。」
ーみなさん、PCスキルとしては、一般的な操作には困らない感じですか?
村上「大学の時に授業やサークルで使っていたので、最低限のスキルはあります。WEBツールではGoogleフォームを使ったこともあります。」
本郷「得意でも苦手でもなく普通くらいです。オフィス関連のツールは、普通に使えます。」
長沢「村上さんと同じく、Googleフォームを使って卒論のアンケートを取ったりもしていました。」
短期間で手軽に導入がしやすい シンプルだけど便利な機能
ーどのような業務やプロジェクトに活用しているのか、詳しく伺わせてください。
村上「『4 MEETSプロジェクト』では、事業者のみなさまから相談を募集する際と、PR パーソンの方からのお問い合わせ用にTayoriを利用しています。あとは、相談で得たナレッジをFAQ の機能を利用して公開しています。FAQは、協力いただいているPRパーソンの方たちが50人くらいユーザー登録していて、自由に編集できるようにしています。」
ーPRパーソンの方たちにTayoriの使い方のレクチャーなど行いましたか?
村上「特にお話はしていないです。使い方で困ったという意見はほとんど聞いたことがないので、ある程度 PC が使えるなら、すんなり使えるのかな?と思います。」
4 MEETSプロジェクトで公開しているナレッジベース: https://tayori.com/faq/4meets
ー本郷さんは、フォームを中心にご利用なさっているのでしょうか?
本郷「そうです。フォームを利用してメディアにサンプルが必要かを確認したり、発表会の時にアンケートをとったりしています。」
ー長澤さんはいかがですか?
長澤「本郷さんと同じ用途と、先ほどもお伝えしたように社内へのアンケートでも利用しています。あとは、プレスリリースのいい事例などをこれからFAQに集めていこうと考えています。」
ーTayoriを導入したことによって改善した点や、楽になったなと思ったことはありますか?
村上「導入がしやすく、すぐ使えたというところです。『4 MEETSプロジェクト』が始まる際はスピード感を大切にしていたため、短期間でフォームの準備を進めなくてはなりませんでした。もし、フォームやFAQの作成を外注することにしていたら、時間がかかってしまっていたと思うのですが、Tayoriを使ったことで、自分でどんどん手軽に進めていくことができたことは大きかったです。
あとは、メールと比べるとテンプレートで対応しやすく、過去のお問い合わせもフォームごとにソートできるので遡りやすくなりました。」
ー本郷さんと長澤さんはいかがですか?
本郷「前職ではアンケートなどはGoogleフォームを使っていました。Googleフォームは多機能で便利なのですが、Tayoriのようなシンプルなツールの方が、私としては使いやすく感じました。」
長澤「Tayoriは簡単にフォームを管理画面に蓄積して、チームで共有できるのがいいです。内容が同じなら、フォームをコピーして使えるのも便利です。また、URL を短くでき、クライアントのブランド名や商品名に変更できる機能もすごく好きですね。」
参考:【機能アップデート】フォーム、FAQ、アンケートで発行したURLの自由設定、短縮化が可能に
色を変えることで 企業の個性を表現できる
ー初めて使った時の印象って覚えていますか?
村上「正直あまり覚えていないのですが・・・覚えていないということは、操作に関しても最初から特に困らなかったのかな?という印象です。」
本郷「私も村上さんと同じく、難しいと思ったことが無い、というか記憶がないです(笑)デザインは、シンプルで機械的な感じではなく使いやすかったです。」
長澤「新卒研修の時に初めてフォームを作りました。左にある項目を並べていけば良いだけなので、便利だなと思いました。また、Tayoriをご利用されているユーザーの方のFAQも色々拝見したのですが、色を自由に変えることで、企業や商品の良さもFAQから伝わってくると感じました。私自身業務では、クライアントや商品に合わせて、色を変更するようにしています。」
ーデザインはどうですか?
長澤「ミントグリーンと飛行機が飛んでいくのが好きです。」
ー女性はみなさん飛行機が飛んでいくのが可愛いとおっしゃいますね!
長澤「村上さんはどうですか?」
村上「フォームというと無機質な感じがありますが、デザインで温かみを感じさせてくれるのはいいなって・・・要するに可愛いってことです(笑)」
やらなければいけないことが直感的にパッと分かる
―Tayoriで便利だなと思った機能や仕様があれば教えてください。
村上「担当者を紐づけたり、対応中・未対応とステイタスの変更することで、直感的に動きが分かるのはいいなと思います。」
長澤「これ私の担当だった、みたいな感じですよね。一日の終わりに自分が担当のお問い合わせを見直して、返信漏れがないかを確認していました。」
村上「メールと違って、やらなければいけないことがパッと分かる。」
本郷「私は、日別推移の機能です。返信の件数などが分かるので、今回は返信が少ないからもう少しメディアへプロモートしようなど、プロモートの参考にしたりしています。フォーム毎に件数が出てくれるともっといいですね。」
長澤「メモ・コメント機能で、備忘録としてメモを残しておけるのが便利です」
―使い方で困ったこと、改善して欲しい機能などはありますか?
長澤「メモ・コメントに入力した状態でお客様への返信を押すと、メモ・コメントに入力した内容がお客様への返信に切り替わってしまう点です。間違ってお客様にメモの内容を送ってしまわないように、改善して欲しいです。」
※上記に関しては、12/17にお客さまへの返信に切り替わらないように機能改善いたしました。
村上「メッセージを下書き保存すると、添付していた資料が消えてしまうところが何とかなるとうれしいです。あとは、プロジェクトでご利用いただいているPRパーソンの方から、返信が来た際には未対応のステイタスに変わるのではなく、返信が来たということが分かるような機能があれば、というご意見をいただきました。」
本郷「未対応があると気持ち悪い感じがしちゃうので、全部一括で過去のものを対応済みにできる機能があればすっきりするなと思います。」
クライアントワークのためにカレンダー機能が欲しい
―こんな機能があったら面白いのにな、便利だなという機能はありますか?
長澤「飛行機の中の手紙に、ブランド名やフォームに付けたタイトルが書いてあるとか面白いかも。」
―それ、可愛いですね(笑)
長澤「あとは、スプレッドシートと自動で連携してくれたら、毎回ダウンロードする手間が省けると思いました。」
村上「CSVで落とすデータを、件数や期間などでもう少し細かく指定できたら便利ですね。」
本郷「メディアの方には面会可能日を手打ちで第3希望まで入力してもらっているのですが、カレンダー機能でクリックするだけで日付と時間が選べたら、メディアの方も面倒では無いかなと感じています。」
―今後こんな業務に生かしてみたいなと思ったことがあれば教えてください。
村上「自分で覚えておかなければならないことを、FAQにまとめたりっていう使い方もあるのかなと思いました。」
本郷「メディアの方は、統計など取る機会も多くあります。私はTayoriのアンケート機能がとても使いやすいと思っているので、アンケートの導入事例などがあれば、ご利用をおすすめしたいです。」
長澤「クライアントワークにも使えるかなと考えているのですが・・・村上さん何かありますか(笑)」
村上「クライアントワークに使うなら、Googleカレンダーと連携できて、日程調整までできたら、すごく便利ですね。」
長澤「リテーナーで長期で行っているお客様なら、毎月やることが決まっているので、FAQにやることを整理していくということもできるかもしれません。」
―では最後にTayoriに応援メッセージを!
村上「そうですね・・・なんだろうなあ・・・ちょっと待ってくださいね(笑)」
長澤「では先に(笑)今日のお話の中で、機械的じゃない、温かみがあるというキーワードが出たと思うのですが、私も確かにそうだなと思っています。個人的にTayoriのTwitterも、中の人の思いとかがすごく伝わってきて。」
―めちゃくちゃ嬉しいです!! ※インタビュアーはTayoriのTwitter運用担当
長澤「Tayoriも思いが伝わるサービスなので、色々な業務を通じてTayoriの良さを沢山の人に知ってもらいたいです。」
本郷「私自身、使いやすいと思っているツールなので、とにかく色んな人に使ってもらって、ぜひ広まって欲しいです。」
―締めは村上さんでお願いします。
村上「シンプルでありつつ使い勝手は広いので、色んなシチュエーションで使えるのかなと感じています。自分も、PR TIMESの社員としてもっと使いこなせるようにしていきたいです。また、その魅力がもっともっと伝わるように頑張っていただきたいです。」
―もっと沢山の方にご利用いただけるようがんばります!ありがとうございました。
社内インタビューを終えて
改善に繋がるヒントを沢山伺えたインタビューでした。実際に、このインタビューがきっかけで改善した機能もあり、ユーザーへのヒアリングの重要性を実感しました。
今後も社内ユーザーへのインタビューを行い、機能改善への参考にしていきたいと思います!