DNSの階層構造において最上位に位置する「ルートゾーン」を管理するネームサーバ群をルートサーバと呼びます。
ルートサーバは、a.root-servers.netからm.root-servers.netまでの13のホスト名で表されますが、実際には複数のサーバ装置が多重化されたり、IPエニーキャスト(IP Anycast)という技術を用いて同一のホスト名で運用されています。
これにより、ルートサーバの性能と安定性が向上しています。ルートサーバはDNSの根幹に関わる情報を提供し、その意味でインターネットの基盤を支えています。