TayoriBlog

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【2026年最新調査】CS現場のリアル。自動化へのシフトとAI活用で見えた「人の役割」とは

【2026年最新調査】CS現場のリアル。自動化へのシフトとAI活用で見えた「人の役割」とは

顧客のデジタルシフトが進み、カスタマーサポート(CS)部門に求められる役割も大きく変化しています。自動化ツールの導入が進む中、他社のCS部門は現在、どのようなチャネルに注力し、AIをどう活用しているのでしょうか?

株式会社PR TIMESが提供するカスタマーサポートツール「Tayori」では、CS業務の実態を明らかにするため、2023年より「カスタマーサポートに関する実態調査」を実施しており、今年で4回目を迎えました。

Tayoriでは、この調査結果をまとめたホワイトペーパーを毎年「カスタマーサポート白書」として公開しています。

本記事では、最新版となる「カスタマーサポート白書 2026」の中から、カスタマーサポートあるいはお問い合わせ対応業務に従事する309名の回答をもとに「カスタマーサポート担当者側のリアルな現状」に関するデータを一部抜粋してご紹介します。

※本記事は「カスタマーサポート白書2026」の一部を抜粋しています。完全版データ(無料)をすぐにご覧になりたい方はこちら

【調査概要】
調査テーマ:カスタマーサポート・問い合わせ対応に関するアンケート
調査対象:
①20~59歳の男女で問い合わせ経験のあるビジネスパーソン1万400人(②の回答者を含む)
②カスタマーサポートあるいは問い合わせ対応業務に従事する309人
調査期間:
①2026年2月24日(火)~2026年2月27日(金)
②2026年2月27日(金)~2026年3月2日(月)

【目次】

  1. 問い合わせ増減ランキングは上位を「自動化チャネル」が独占
  2. CS部門のKPIトレンドは?自社運営とアウトソースの違い
  3. 生成AIに対して現場が歓迎する機能、不満な機能
  4. テクノロジーと人の「役割分担」が未来のCSを創る

問い合わせ増減ランキングは上位を「自動化チャネル」が独占

昨年と比較した時の問い合わせの増減(カスタマサポート調査 2026より)

各企業が対応している問い合わせチャネルについて、「昨年と比較した増減」を調査しました。

昨年比の「増加」から「減少」を引いた「純増数」でランキング化したところ、現在のCS業界が注力している領域が明らかになりました。

昨年比の純増数(増加率-減少率)TOP3
1位 お問い合わせフォーム(+5.5pt)
2位 電話窓口(自動音声)(+4.5pt)
3位 チャットボット(+4.2pt)

上位3つは「非対面・自動化チャネル」が独占する結果に。一方で「電話窓口(有人対応)」の純増は+1.6pt(5位相当)にとどまっています。

CS現場における一次対応のデジタルシフトと、自動化チャネルへの移行が加速していることがデータから読み取れます。

CS部門のKPIトレンドは?自社運営とアウトソースの違い

カスタマーサポート業務におけるKPI(カスタマサポート調査 2026より)

CS部門の評価指標(KPI)には、どのような項目が設定されているのでしょうか。

調査結果を「自社運営」と「アウトソース(外部委託)」に分けて比較すると、重視される指標の傾向に違いが見られました。

全体として「問題解決率」や「満足度」が上位を占める傾向は共通していますが、注目したいのはアウトソース環境における指標です。アウトソースしている場合、「満足度(22.7%)」が最も重視されており、次いで「問題解決率(17.3%)」「コール着信数(16.4%)」と続きます。

応答率や処理時間といった効率性も重要ですが、最終的なアウトプットである「顧客満足」を最優先の指標としてベンダー側と共有し、サポート品質を担保しようとする企業の姿勢がうかがえます。

生成AIに対して現場が歓迎する機能、不満な機能

生成AIの機能別満足度(カスタマサポート調査 2026より)

実際にCS現場で生成AIを利用している担当者に、機能別の「満足・不満」を尋ねたところ、現在のAIが得意とする領域と、まだ壁がある領域の境界線がはっきりと分かれました。

AIが得意なこと(満足度が大きく上回る機能)

  • チャットボットの自動応答
  • 会話履歴を活用した最適な返答提案
  • FAQ・解決策の自動提案

人が担うべきこと(不満が上回る機能)

  • 業務プロセスの改善提案
  • 対話内容に基づく担当者への引継判断

現場の一次応答や返答文作成といった「定型的なアウトプット」の支援機能は非常に高く評価されています。

一方で、業務プロセスの抜本的な改善や、人への引継ぎが必要かどうかの「高度な判断」については、AIではまだ現場の期待値に届いていないのが現状です。

テクノロジーと人の「役割分担」が未来のCSを創る

2026年のCS現場では、自動化チャネルへの移行が加速する中、AIの真価を発揮するためには「人との適切な役割分担」が鍵を握ることが見えてきました。

定型業務や一次対応はフォーム・チャットボットなどの「テクノロジー」に任せ、複雑な判断や仕組みづくり、そして顧客に寄り添う対応は「人」が担う。この適切な役割の最適化こそが、これからのCS部門に求められています。

さらに詳しいデータは、「CS白書」の完全版で!

ホワイトペーパー「カスタマーサポート白書 2026」

本記事でご紹介したデータは、全編のほんの一部です。

無料でダウンロードいただけるホワイトペーパー本編では、さらに踏み込んだ以下のデータをグラフ付きで詳細に解説しています。

【CS従事者編の詳細データ】
課題のトップは「人材不足」か「属人化」か?現場のリアルな悩み
AI導入によって、具体的にどの業務がどれだけ削減されたのか?

【生活者編(顧客側)のリアルな現状】
顧客が有人対応に求めているのは「早さ」よりも「〇〇」だった
FAQの不備が、全体の約7割の「問い合わせ」を生み出している事実

自社のサポート体制の現在地を測り、より良い顧客体験(CX)と働きやすい現場を設計するためのヒントが詰まった一冊です。ぜひ、貴社のビジネスにお役立てください。

\ホワイトペーパー(PDF)を無料でダウンロードする/

関連記事

3分で読める !
カスタマーサポートお役立ち資料

無料ダウンロード

閉じる