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Tayori活用事例インタビュー ~ドッグフーディングvol.5 株主優待プロジェクトでの活用方法~

Tayoriドッグフーディングインタビューの関連画像

自社製品・サービスを社員が日常的に利用することにより、品質向上や改善につなげる手法を「ドッグフーディング」と呼びます。ユーザーと同じ立場で「まず自分たちで積極的に使ってみる」ことは、サービス成長に欠かせないプロセスです。

 Tayoriを運営する株式会社PR TIMESでは、お客様サポートの部門に留まらず、社内のさまざまな部署やプロジェクトの現場でTayoriを利用しています。そこで、社内ユーザーだからこそ気づいた率直な意見を聞き、機能改善に生かすべくインタビューを行いました。

これまでのドッグフーディング記事はこちら

第5回目は、PR TIMESの株主優待制度「“顧客と株主がつながる”プログラム」の運営に携わった水野愛美理さん(PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービス部)と、遠山寧々さん(PR TIMES事業ユニット PR TIMES TVサービス部)にお話を伺いました。

本プログラムは、PR TIMESの顧客の商品やサービスを優待品として株主に進呈する、株主優待制度を活用した取り組みです。

「フォーム機能」による参画企業からの申し込み受付に加え、本来は疑問解決に用いられることが多い「FAQ機能」を、株主向けの「優待品事前カタログ」として活用した、運用ノウハウをご紹介します。

株主に“お客様のお客様”となっていただく機会を創出したい

Tayori活用インタビューの関連画像

ーーまずは、株主優待プロジェクトにおけるお二人の役割を教えてください。

水野:私は2024年度のプロジェクトを担当しました。主に優待品を提供してくださる企業様側の窓口として、参画企業の募集や、株主様が閲覧する優待品カタログページの作成・運用を行いました。

遠山:私は2025年度のプロジェクトで、同じく企業様担当を務めました。具体的には、参画企業の募集に加え、制度設計や、株主様が優待品を選択するサイトを構築する外部会社との折衝、プレスリリースの作成などを担当しました。

ーーPR TIMESの株主優待制度は、“顧客と株主がつながる”プログラムとして運営しているのが大きな特徴ですよね?

水野:はい。PR TIMESをご利用いただいている企業様と応援してくださる株主様、双方にとって「参加してよかった」と思える状態を目指しています。株主様にとっては、優待を通じて「知っているけれど使ったことがない」新しい企業や商品と出会う、発見の喜びを感じてもらえる場にしたいと考えています。同時に、参画企業様にとっても、これが新たなお客様との接点となり、ひいては事業への貢献につながる仕組みにしていきたいという思いがあります。

遠山:プレスリリース配信サービスのPR TIMESは「企業が新たな行動や情報を発信するプラットフォーム」です。そのため、株主様への還元はもちろん、日頃から当社をご利用いただいている企業様にも還元できる機会が、この株主優待制度を通じて実現できていることなのかなと思っています。

【フォーム機能】運用の効率化と「入力しやすさ」を両立。事後のやり取りを減らす項目設計の工夫

Tayoriのフォーム画面

【“顧客と株主がつながる”株主優待制度の活用2024】参加申し込みフォーム画面

ーー参画企業様の募集に「フォーム機能」を活用されていますが、多くの企業を募るなかで、設計上のこだわりはありましたか?

水野:複数の企業様にご協力いただく当社の株主優待制度では、参画いただいた後のやり取りをなるべく少なくできるよう、最初のお申し込み時に必要な情報をしっかり入力いただく形をとっています。

そのため、入力項目はあえて網羅的に設定しているのですが、項目が多いとどうしても企業様の負担が増えてしまいます。

企業の担当者様に「手間がかかる」と感じさせてしまわないよう、入力のしやすさや、どの項目が本当に必要かをチーム内で議論し、精査を重ねました。

【FAQ機能】「優待品事前カタログ」として活用。スピードと更新性が鍵

ーー本プロジェクトでは、フォームのほかFAQ機能も活用いただいています。本来、疑問解決のための「FAQ機能」を、優待品選定のための事前カタログとして活用しているのはなぜですか?

遠山:例年12月に参画企業様を募集し、4月には優待品のラインナップが確定します。ただ、そこから株主様のお手元に届く「株主優待通知書」の郵送準備や、専用申し込みサイトの公開作業にはどうしても時間が必要です。

そこで、4月上旬にラインナップが確定してから、5月上旬に通知書を送付するまでの期間に、いち早く情報を届けるための「事前カタログ」としてTayoriを活用しました。株主様に、申し込み開始前から「今年は何を選ぼうか」というワクワク感を少しでも長く味わっていただきたいという思いがあったからです。

水野:外部の協力企業様に制作いただく株主様向けの優待お申し込みサイトでは難しかった、「自分たちの手で即座に情報を更新できる」というTayoriの強みも魅力的でした。株主様や企業様にとっての「新たな出会いの機会」を後押しするために、一度公開すると編集できないお申し込みサイトとは別の役割を持たせて活用しています。

ーー具体的に、カタログとして見せるために工夫した点はありますか?

TayoriのFAQ画面

PR TIMES株主優待2025の参画企業紹介ページ

水野:株主様が直感的に欲しい商品を探せるよう、タグ機能を活用しました。「EC」や「現物」といったカテゴリー別のタグを付与することで、検索窓を使わずとも興味のあるジャンルから商品へ辿り着ける導線を作りました。

また、株主様と企業様がしっかりとお互いを見つけ合えるよう、企業一覧ページの掲載順序についてもチーム内でよく話し合いました。

「あいうえお順」だけでなく、各地の多様な魅力を感じていただけるよう「エリア順」や「提供種別順」など、情報の並べ方一つひとつにこだわることで、どう並べれば「今年はどれにしようか」という期待感に繋がるかを検討しました。

遠山:私はこのプロジェクトで初めてTayoriのFAQ機能を使ったのですが、そんな私でも、直感的に操作できてスピード感を持って進められた点に非常に助けられました。実は、スケジュールの都合でカタログ作成に2日間しかかけられない状況だったのですが、Tayoriならその短期間でも形にすることができました。

細やかなアップデートが、新たな「出会い」を創出

ーーTayoriの「柔軟な更新性」が、具体的な成果につながったエピソードがあるとお聞きしました。

水野:はい。お申し込みの動向を見守りながら、より多くの株主様と企業様の出会いを広げるため、優待品の画像や紹介文などの見せ方を随時ブラッシュアップしていました。そこから新たなお申し込みにつながり、最終的に企業様にも喜んでいただけました。

遠山:私も、事前カタログを見た株主様がSNSで「ここが少しわかりにくい」と発信してくださっていたのを見かけた際に、即座に自分たちで修正を加えたことがありました。

ーー申し込み期間中であっても、現場の判断で即座に改善を加えられるのがTayoriの良さですね。

水野:そうですね。LPやホームページは一度公開すると修正が難しいことが多いですが、Tayoriなら「伝えたいニュアンスを、自分たちの手で」いつでも調整できます。現場の判断でスピーディーに動けるのが、外部に制作いただくサイトとTayoriを使い分ける大きな利点だと思います。

ドッグフーディングでの気づきと今後の展望

ーー実際に使ったからこそ見えてきた課題はありますか?

水野:実務面ではFAQを同時編集できない点が課題だと感じました。私の時はメンバーのデスクへ直接行って「今からFAQを編集しますね」と声をかけ合えましたが、離れた場所で共同作業を進める場合、同時編集が可能になると嬉しいですね。

遠山:私はクリエイティブの観点から、動画のサムネイルが表示される機能に期待しています。今回、企業様から「YouTubeの商品紹介動画も載せてほしい」というご要望をいただいたのですが、URLを貼るだけではリンクの文字のみになり、サムネイルが表示されなくて…。

ーー実はFAQにある「リッチエディター機能」を使えば、YouTube動画を簡単に埋め込んでサムネイルを表示させることができるんですよ。

遠山:そうなんですね!その機能があるなら、私が所属しているPR TIMES TVサービス部でも、お客様の動画を魅力的に紹介する手段として、この機能をフル活用したFAQページを提案していけるのではないかと、新たな可能性を感じています。

最後に:カタログ・キャンペーン管理に悩む企業様へ

Tayori活用インタビューの関連画像

ーー最後に、Tayoriをどのように他社様へおすすめしたいですか?

遠山:例えば飲食店のように季節限定メニューを頻繁に更新する必要がある場合や、1年ごとに内容が変わる施策を運用している企業様には最適だと思います。開発担当者に依頼しなくてもノーコードですぐに更新できますし、自分たちの思いを自分たちの言葉で伝えられるところが、大きなメリットだと感じています。

水野:そうですね。公開後もお客様の声を踏まえて、ニーズに合わせて順番を組み替えたり、写真を追加したりと、自社でスピード感をもって柔軟に対応できるのでおすすめです。

編集後記

「届けたい想いを、届く形に磨き上げる」。 掲載して終わりではなく、期間終了のその瞬間まで「より良いマッチング」を追求し続け、双方の想いをつなごうとするメンバーの姿勢に、ツールの新しい活用法を見た気がします。

PR TIMESでは各年度のプロジェクトに合わせて、より良い運用ツールとしてTayoriを使いこなし、プロセス自体もアップデートし続けています。 現場から挙がった「同時編集」といったリアルな課題も、今後のサービス改善へしっかりつなげていきたいです。

著者:Tayoriブログ編集部
日頃からカスタマーサポートと向き合うメンバーが、問い合わせ対応の課題解決とビジネス成長を支援するため、カスタマーサポートや業務効率化に役立つ情報を発信しています。

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