TOP物質物-11: JAMPのHPをみますと新規化学物質として、2022.9.9にREACH第28次SVHC候補物質ということで通し番号が明記されています。こうした通し番号の命名はどのような機関でなされているかお教えください。(公開日:20230628)
最終更新日 : 2023/07/04

物-11: JAMPのHPをみますと新規化学物質として、2022.9.9にREACH第28次SVHC候補物質ということで通し番号が明記されています。こうした通し番号の命名はどのような機関でなされているかお教えください。(公開日:20230628)

ご指摘の第28次SVHCのような番号は、法律上の正式名称ではなく、JAMPが命名しているわけではありあません。日本の工業会だけが使用している独自の番号です。 ECHAをはじめとして他国においては、この番号を使用していません。日本の工業会では、SVHCを特定するために便宜上、当初から通し番号を付与しています。 その慣例が現在まで継続されている現状です。法律上の正式名称ではないので、chemSHERPAの説明書や検索リストには掲載しておりません。chemSHERPAは国際的に利用されることを前提にしたシステムですので、日本独自の呼び名の使用は避けました。ただし、SVHCの公表をWebサイトで公表する時のみ、この番号を引用しています。 そのほうがユーザーには分かり易いと考えたからです。

chemSHERPAにおいては、SVHCの特定については、ECHAから公表された収載日とその決定番号(例 D(2022)9120-DC)を参照リストのLR06_SVHCのシートに記載して特定しています。
この日本独自の通し番号が付けられたSVHCのchemSHERPAにおけるの収載状況は、
以下の一覧法をご参照ください:

chemSHERPAバージョン  SVHCの通し番号(公表日)
 Ver.2.07.00         第28次 (2023/1/17)
 Ver.2.06.00         第27次 (2022/6/10)
 Ver.2.05.00         第26次 (2022/1/17)
 Ver.2.04.00         第25次 (2021/7/8)
 Ver.2.03.10         第24次 (2021/1/19)
 Ver.2.02.00         第23次 (2020/6/25)
 Ver.2.01.00         第22次 (2020/1/16)
 Ver.2.00.00         第21次 (2019/7/16)
 Ver.1.07.00         第20次 (2019/1/15)
 Ver.1.06.00         第19次 (2018/6/27)
 Ver.1.05.00         第18次 (2018/1/15)
 Ver.1.04.00         第17次 (2017/7/7)
 Ver.1.03.00         第16次 (2017/1/12)
 Ver.1.02.00         第15次 (2016/6/20)
 Ver.1.01.00         第14次 (2015/12/17)
 Ver.1.00.00         第13次 (2015/6/15)

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