
「問い合わせ対応に追われて、本来取り組むべき業務が進まない」「FAQを作りたいが、どのツールが自社に合うのかわからない」といった悩みはありませんか?
2026年現在、FAQツールは「単なるQ&Aサイトを作る道具」から、「生成AIによって自己解決率を劇的に高める武器」へと進化しました。選択肢が多すぎる今、大切なのは多機能さだけで選ぶのではなく、自社の規模や運用体制に合った「軸」を持つことです。
本記事では、ツールの比較はもちろん、あえて「Tayoriが最適ではないケース」を含め、客観的な視点で10選を紹介します。自社に最適な1台を見つけるためのガイドとしてご活用ください。
本記事ではFAQツールのおすすめ比較10選を紹介しますが、その前に「FAQとQ&Aの違い」や「FAQ設置の根本的なメリット」を再確認しておきたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
関連記事:FAQとQ&A 完全ガイド|これを読めば分かる!違い、メリット、おすすめの利用方法
【目次】
- FAQツールの主な種類|目的によって選ぶべきツールは変わる
- 【2026年版】主要FAQツール比較一覧表
- 目的別:おすすめのFAQツール10選
- 無料で始められるFAQシステムTayori
- FAQツール選定で失敗しないための5つのチェック項目
- FAQツール導入後に成果を出すための運用ステップ
- まとめ
- よくある質問
FAQツールの主な種類|目的によって選ぶべきツールは変わる
FAQツールを検討する際、まず整理すべきなのが「誰が、何のために使うのか」という目的です。ここが曖昧だと、導入後に「機能が足りない」「逆に複雑すぎて使いこなせない」といったミスマッチが起こります。大きく分けて「外向け」と「社内向け」の2種類があり、それぞれ求められる機能が異なります。
外向けFAQ:顧客の自己解決を促し問い合わせを減らす
ECサイトやサービスサイトを訪れた顧客が、自分自身で疑問を解決するためのツールです。最大の目的は「問い合わせ件数の削減」と「顧客満足度の向上」にあります。
外向けFAQで最も重要なのは、「検索のしやすさ」です。Googleなどの検索エンジンから直接FAQページにたどり着けるSEO機能や、ユーザーが入力したキーワードに対して最適な回答を即座に提示する強力な検索窓(サジェスト機能)が欠かせません。また、2026年現在はAIチャットボットとシームレスに連携し、対話形式で回答に導く導線設計も一般的になっています。
社内FAQ:従業員間のナレッジ共有を効率化する
従業員が社内の規定やシステムの操作方法、業務の進め方などを確認するためのツールです。目的は、管理部門(人事・総務・ITヘルプデスクなど)への重複した問い合わせを減らし、組織全体の生産性を高めることにあります。
社内FAQでは、情報の秘匿性を守るための「権限管理」が非常に重要です。正社員、契約社員、部署ごとなど、閲覧できる範囲を細かく制御できる必要があります。また、既存のチャットツール(SlackやMicrosoft Teamsなど)から直接FAQを参照できる機能があると、浸透スピードが格段に上がります。
関連記事:社内FAQとは?作り方やツールの選び方・活用方法を紹介
【2026年版】主要FAQツール比較一覧表
まずは、主要な10ツールの特徴を一覧で比較してみましょう。コスト、AI活用、ターゲット層を基準に、自社の立ち位置に近いものを探してみてください。
| ツール名 | トライアル | 月額費用目安 | AI生成機能 | おすすめターゲット |
| Tayori | あり | 0円〜 | 強力 | 企業規模不問・あらゆる顧客対応に |
| Zendesk | あり | $19〜 | 高機能 | 中〜大規模・グローバル |
| Helpfeel | 無料デモあり | 問い合わせ | 意図予測 | 検索体験を最大化したい企業 |
| ナレカン | あり | 問い合わせ | 強力 | 中堅〜大手・社内ナレッジ重視 |
| SyncAnswer | あり | 5万円〜 | あり | シンプルな外向けFAQ構築 |
| Helpfeel Cosense | あり | 1,100円〜 | 連携可 | 社内Wiki・情報の網羅 |
| PKSHA FAQ | 問い合わせ | 問い合わせ | 強力 | コンタクトセンター・金融 |
| FastAnswer | 問い合わせ | 問い合わせ | あり | サポート品質重視の大手 |
| Qast | 無料デモあり | 問い合わせ | あり | ナレッジ共有・社内FAQ |
| Accela BizAntenna | 問い合わせ | 問い合わせ | あり | 製造業・技術情報管理 |
目的別:おすすめのFAQツール10選
読者が自分の属性に合わせて探せるよう、特性別に紹介します。
企業規模を問わず、カンタン・低コストで導入できるツール
1. Tayori(タヨリ)
国内7万アカウント以上の導入実績を持つオールインワンのカスタマーサポートツールです。
- 特徴: 専門知識不要のノーコード設計。FAQ作成だけでなく、問い合わせフォーム、AIチャットボット、アンケート、チャットの5つの機能を備えています。
- こんな企業に: 「まずは無料で始めたい」「誰でもカンタンに操作できるツールで、効率的に運用したい」というチームに最適。
【小〜中規模・スタートアップ向け】低コストで即導入できるツール
このカテゴリで最も大切にすべきは、「導入のしやすさ」と「運用の手軽さ」です。
2. SyncAnswer
シンプルかつ高機能な外向けFAQに特化したツールです。
- 特徴: ユーザーが検索窓に文字を入力し始めた瞬間に候補を表示するサジェスト機能が優秀。
- こんな企業に: 複雑な機能はいらないが、検索性にはこだわりたい中規模ECサイトなど。
3. Qast(キャスト)
「社内の知恵を一箇所に」をコンセプトにした、ナレッジ共有重視のFAQツールです。
- 特徴: Q&A形式だけでなくメモ形式で情報を残せるため、社内FAQとして非常に使いやすいUIです。
- こんな企業に: 部署を横断したナレッジ共有を活性化させたい企業。
【大手・コンタクトセンター向け】高度な分析と多機能なツール
数万件の問い合わせに対応する現場では、他システムとの深い連携や、大規模な管理機能が求められます。
4. Zendesk(ゼンデスク)
世界シェアトップクラスの、カスタマーサービスプラットフォームです。
- 特徴: 月額 $19〜(年払い)のスモールスタートも可能ですが、Suiteプラン(月額 $55(年払い)〜)では強力な「AIエージェント」が利用可能です。
- こんな企業に: グローバル展開中、またはすでにZendeskでチケット管理をしている企業。
5. ナレカン
「社内のあらゆる情報を一元化する」ことに特化したナレッジマネジメントツールです。
- 特徴: AIによる「自然言語検索」が最大の武器。蓄積された膨大な社内ナレッジから、上司に質問するような感覚で最適な回答をAIが生成して提示します。大規模組織でも使いやすい承認フロー機能も備えています。
- こんな企業に: 大手・中堅企業で、社内に散らばったノウハウをFAQとして統合・活用したい場合。
6. PKSHA FAQ(パークシャ エフエーキュー)
日本発のAI技術に強みを持つFAQシステムです。
- 特徴: 金融機関や公共機関での導入が多く、高い自然言語処理能力で高い解決率を誇ります。
- こんな企業に: 圧倒的な解決精度を求めるコンタクトセンター保有企業。
7. FastAnswer2
「使いやすさ」と「高機能」を両立させた、コンタクトセンター向けツールです。
- 特徴: オペレーター向け画面が充実しており、電話対応の効率化に強いのが特徴です。
【AI・検索特化型】圧倒的な検索体験を提供するツール
「ユーザーを迷わせない」ことを最優先し、独自の技術で検索体験を革新しているツールです。
8. Helpfeel(ヘルプフィール)
株式会社Helpfeelが提供する、「意図予測検索」という独自の技術を用いたFAQシステムです。
- 特徴: ユーザーの曖昧な言葉からでも回答を探し出せる独自のアルゴリズムを採用。入力ミスや言葉の揺れに強く、従来の検索エンジンの1000倍の応答速度を実現しています。
- こんな企業に: 従来のFAQの「検索しても出てこない」という不満を根本から解決したい企業。
9. Accela
膨大なマニュアルや技術情報を整理・活用することに特化したツールです。
- 特徴: 製造業などの複雑なドキュメント検索に強く、動画活用もスムーズ。
10. Helpfeel Cosense(ヘルプフィール コセンス)
旧Scrapboxから名称変更された、情報の網羅性に特化したナレッジ共有ツールです。
- 特徴: 非階層的なリンク構造により、膨大な社内ナレッジを「脳内を可視化するように」管理できます。
無料で始められるFAQシステムTayori
ここまで様々なツールを比較してきましたが、もし「自社にどの程度の機能が必要かまだ判断できない」と迷っているなら、まずは無料で試せるツールから始めることをおすすめします。
Tayoriは、フリープランからFAQの構築が可能です。「まずは10問のFAQを公開してみる」といったスモールスタートを切り、効果を実感してからステップアップするのが最もリスクの低い成功ルートです。
FAQツール選定で失敗しないための5つのチェック項目
比較サイトのスペック表だけでは見えてこない、実務担当者が重視すべき「運用者目線」の選定基準を5つ紹介します。
1. 現場の担当者がエンジニアなしで更新できるか(ノーコード)
FAQは「一度作って終わり」ではありません。情報の鮮度を保つことが命です。
管理画面の操作が直感的か、文言の修正や並び替えがドラッグ&ドロップでできるかなど、「現場で完結できるか」を確認してください。更新のたびにエンジニアへの依頼が必要なツールは、必ず形骸化します。
2. スマホ閲覧時のUI/UXは優れているか
2026年現在、BtoCはもちろんBtoBであっても、スマホからのアクセスが5割を超えるケースは珍しくありません。
特に「アンサーファースト(答えがすぐ目に入る構成)」になっているか、スマホの小さな画面でもボタンが押しやすいかといった、モバイルファーストの視点は必須要件です。
3. AIによるFAQ作成アシスト機能はあるか
2026年のツール選びにおいて、AI機能の有無は決定的な差となります。
- 過去の問い合わせメールからQ&Aを自動生成する
- ユーザーの質問意図を学習して、検索精度を自動で高める
これらの機能があるツールを選ぶことで、導入初期の「FAQ作成にかかる膨大な工数」を劇的に削減できます。
4. 既存のチャットボットやフォームと連携できるか
FAQ単体で解決しない場合、スムーズに有人チャットや問い合わせフォームへ誘導できる導線が必要です。
「解決しなかった」ボタンを押した瞬間に、これまでの閲覧履歴を引き継いだ状態でフォームが表示されるような、シームレスな連携ができるかを確認しましょう。
関連記事:AIチャットボットの料金相場は?導入費用・月額費用を徹底比較!
5. 費用対効果(ROI)は明確か
導入コストだけでなく、「1件の問い合わせ削減によって浮くコスト」を算出できる分析機能があるかどうかも重要です。削減された工数を可視化できれば、次年度の予算獲得や、運用のモチベーション維持にもつながります。
FAQツール導入後に成果を出すための運用ステップ
ツールを導入しただけでは、問い合わせは減りません。成果を出すための鍵は、導入後の「管理のしやすさ」にあります。
- スモールスタート: 最初から100点のFAQを目指さず、よくある質問TOP10から公開する。
どんな質問を載せればいいか迷う方は、こちらの『FAQ項目例100選』を参考にリストアップしてみてください。 - 検索ログの分析: ユーザーが「検索したがヒットしなかったキーワード」を特定し、新しいFAQ記事を追加する。
- フィードバックの回収: 「この記事は役に立ちましたか?」という評価ボタンを設置し、低評価の記事をAIのアシストを受けてリライトする。
このサイクルを回し続けることで、FAQは「自社最強のカスタマーサポート担当者」へと育っていきます。
まとめ
2026年のFAQツール選びは、自社の課題が「運用工数の削減(AI活用)」なのか「検索体験の向上」なのか、あるいは「大規模組織での統制」なのかを明確にすることから始まります。
- 小規模〜中規模・スタートアップ:運用が楽なTayoriがおすすめ
- 大規模・多機能重視:Zendesk
- 検索精度を重視:Helpfeel
迷っている時間はもったいないものです。まずは現場で「今日届いた問い合わせ」を3つ書き出し、それをFAQツールに登録してみることから、顧客満足度向上の第一歩を踏み出しましょう。
よくある質問
無料で使えるFAQツールはありますか?
はい、あります。例えばTayoriのフリープランでは、基本的なFAQページを構築・公開することが可能です。まずはお金をかけずに運用フローを確立し、必要に応じてAI生成機能などが使える有料プランへ移行するのが賢い選び方です。
導入から公開まで、どれくらいの期間がかかりますか?
TayoriのようなSaaS型ツールであれば、アカウント登録したその日に作成を開始でき、最短即日の公開も可能です。一方、大手向けの多機能ツールや大規模なデータ移行を伴う場合は、要件定義や設定に1〜3ヶ月程度の期間を要するのが一般的です。
FAQの作成は カスタマーサポートツール「Tayori」がおすすめ
無料から誰でも簡単にFAQが作成できます。まずは資料をご確認ください。



