NPS®とは?顧客満足度との違いや調査・計算方法まで解説

2019/11/01CS

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NPS

顧客満足度やカスタマーサクセスが注目されている中、これらを数値化する指標として使われているのが「NPS®」です。本記事では、NPS®の意味や顧客満足度との違い、調査・計算方法から、NPS®の高い企業についてまで、NPS®について詳しく知りたい方に向けて解説していきます。

NPS®とは?

NPS®とは「Net Promoter Score(ネットプロモータースコア)」の略。顧客ロイヤリティや、企業・ブランドに対しての信頼や愛着を測るために使われる指標です。

NPS®と売上・成長率は比例すると言われる

NPS®の特徴は、売上や成長率などの業績に比例するということです。NPSでは質問が具体的であることや、他の人にも推奨するほどのロイヤルカスタマーを算出するため、実績への相関性が高くなるのです。

参考サイト:「NPS」って顧客満足度調査とは何が違うの? NPSは業績に直結する指標です[第1回]

NTTコムによるNPS®ベンチマーク調査によると、NPS®が高い企業ほど成長率が高い傾向がみられたと発表されています。また、推奨者は批判者と比較してライフタイムバリューが2.4倍とも言われており、NPS®と業績の相関性が確認できます。

顧客満足度との違い

NPS®と似たものとしてよく使われる言葉として「顧客満足度」があります。顧客満足度はその名の通り、顧客の満足度を表したもの。「サービスに満足しましたか?」といった抽象的な内容でのアンケートが行なわれることが一般的です。

しかし、先に紹介したNPS®と違い、具体的な質問ではないことや、満足していてもリピートするとは限らないため、満足度が高くても業績とは相関性がないことも多々見られました。そのため、業績に直結しやすいNPS®調査が注目されているのです。

NPS®を把握するメリット

では、NPS®を把握することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

NPS®では、顧客の満足度やロイヤリティを可視化できることが1番のメリットです。定性的な内容を定量的に評価できるため、従業員のモチベーションを向上させたり、目標値を設定できたり、競合他社との比較ができるようになったりするメリットもあります。

しかし、NPS®調査だけしても対策をしない場合、サービスレベルが向上しないことや、対策をしても売上に直接影響するとは言い切れないことには注意しておきましょう。

NPS®調査を実施した後に、NPS®の結果から何が読み取れるか、原因は何か、改善するためには具体的にどのような施策が取れるかなど、PDCAを回してから初めて目に見える形で結果がついてくるといえるでしょう。

そのための初めの一歩やきっかけとして、NPS®調査は有効と考えらます。

NPS®の調査方法・計算方法

では、NPS®はどのように調査し、数値を算出するのでしょうか。具体的な方法を確認していきましょう。

アンケートで調査する

NPS®はアンケートをして調査を行います。「サービスを利用した段階のユーザー」「アフターフォローを行ったユーザー」など段階別のユーザー別に調査したり、要素ごとに行ったりすることによって、スコアが低くなっている原因となりえる要素を把握できます。

また、コメントを記入できるようにしておくことで、アンケートでは判断できない具体的な内容も把握できるので、積極的に取り入れましょう。

統計的には400サンプル以上で誤差が±5%、2000以上で±2%になると言われています。端にサンプル数が少ない場合には、統計的にも有効な結果とは言えないため、NPS®調査結果と合わせてサンプル数のチェックは重要です。

アンケートの質問内容

アンケートを行うときには「満足していますか?」といった抽象的な質問は避けましょう。抽象度が高いと、人によって基準が異なるため正確な内容が把握できません。

「他の人が◯◯について悩んでいる場合、本サービスを勧めたいと思いますか?」「家族や友人、同僚に◯◯のサービスをおすすめする可能性はどれくらいですか?」など自社サービスを推薦する可能性があるのかを回答してもらいましょう。

回答方法は0〜10の11段階のスコアで点数をつけてもらいます。

0〜6点:サービスに不満のある批判者
7〜8点:不満も満足もしていない中立者
9〜10点:サービスに満足している推薦者

以上の3段階で評価をしていきます。

NPS®の計算方法

アンケート結果を集計した後は、NPS®を計算しましょう。

NPS®=推薦者の割合(%)−批判者の割合(%)」で計算します。

(例)

推薦者が15%、批判者が30%の場合
NPS®=15-30=-15ポイント

NPS®の平均のスコア・NPS®が高い企業

NPS®の平均スコアは業界によって大きく異なります。自社が該当する業界でNPS®が上位にある企業の数値を参考にすることがおすすめです。

NTTコムによる2019年の調査でNPSランキングトップ企業と、業界の平均値を確認してみましょう。

業界 企業名 NPS 業界平均
対面証券部門 大和証券 -56.1pt -56.7pt
ネット証券部門 SBI証券 -18.3pt -29.8pt
転職関連サイト部門 Indeed -20.1pt -44.0pt
動画サービス部門 Netflix 3.3pt -24.7pt
銀行部門 住信SBIネット銀行 -25.2pt -46.2pt
大手携帯キャリア部門 NTTドコモ -55.4pt -59.3pt
クレジットカード部門 楽天カード -19.9pt 42.8pt
生命保険部門 プルデンシャル生命 -39.3pt -51.9pt

業界平均を見ても、-60ptに近いところもあれば、-30ptのところもあり、2倍以上の差があることがわかります。

NPS®を改善・向上させる方法

NPS®を調査し、現状を把握した後は、目標値を定めて対策を行っていきましょう。

具体的なアクションプランを考えて行動し、施策に意味があったのか定期的にNPS®調査を行い確認していくことが大切です。

NTTコムによるNPS®ベンチマーク調査によると、「企業イメージ」「商品の魅力」などの9項目のうち、「アフターフォローの手厚さ」の平均値が1番低いことが報告されています。アフターフォローを受けたことがない人に比べて、フォローを受けた人はNPS®で15.9ポイントも増加しており、アフターフォローが極めて重要だとわかります。

NPS®はTayoriのアンケートで簡単に調査でき、アフターフォローも

NPS®を向上させるためには、現状・経過を数値化して正しく把握すること、そしてアフターフォローが極めて重要です。株式会社PR TIMESの運営する「Tayori」を利用すると、アンケート機能を利用して、NPS®調査をすることが可能です。メールによるサポートが完了した後に、リンクを活用してアンケートページに誘導することもできるので、問い合わせ対応に対する評価も可能です。

アフターフォローという観点では、お客様からの問い合わせをチームで見える化、一元管理が可能なので、対応漏れを防ぎ、対応スピードを改善効果も期待ができます。

これからNPS®調査を行おうと思っている方NPS®の数値を向上させたいという方は、ぜひ導入をしてみてはいかがでしょうか。

>>TayoriでNPS®を調査する

参考サイト:NTTCom Online Marketing Solutions Corporation

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