おかげさまで、カスタマーサポートツール『Tayori』は、サービス開始から10周年を迎えることができました。これもひとえに、日頃よりご愛顧くださるユーザーのみなさま、そして支えていただいた全てのみなさまのおかげです。心より感謝申し上げます。
この10年間で7万アカウント以上のみなさまにご利用いただき、フォームやFAQ、AIチャットボットなどツールの提供や開発、カスタマーサポート代行などのビジネス伴走を通じて、多くのみなさまの顧客コミュニケーションを陰ながらサポートし、ビジネスの成長に貢献できたことを大変光栄に存じます。
本ブログでは、これまでの感謝を込めて、Tayoriが歩んできた軌跡をプレスリリースで振り返るとともに、これからのカスタマーサポートの未来に向けた新たな挑戦と、私たちの決意をお届けします。ぜひご一読ください。
Tayoriの10年をプレスリリースで振り返る
サービス開始の2015年から2025年6月までに、全46件のプレスリリースを配信しました。その中で特に重要なできごとについてプレスリリースと共に振り返ります。
2015年の主なできごと
7月2日 「Tayori」サービス提供開始
「スキルの属人化リスクを回避し、サポートチームとしての品質を担保すること」、そして「サイト訪問者が抱きがちな課題点や不満点を解消すること」を目的として「Tayori」は開発されました。4月16日からプレビュー版、7月2日に正式版のサービスを提供開始。当時はフォーム機能とFAQ機能の提供でした。
当時のTayoriの管理画面
当時のTayoriロゴ
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000529.000000112.html
2016年の主なできごと
2月23日 新機能「カスタマーボイス」を導入
カスタマーとのコミュニケーション円滑化を目指し、ユーザーの評価を収集・分析できる新機能「カスタマーボイス」を導入。設問を2問までに限定し個人情報の入力を問わないことで意見や評価を収集しやすくしました。※現在カスタマーボイスの提供は終了していますが、「アンケート機能」で同様の機能を利用できます。
収集した意見や評価は自動的に集計
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000605.000000112.html
2017年の主なできごと
4月25日 大幅アップデート 「チャット」と新UIを公開
WEB接客をリアルタイムで行える新機能「チャット」と操作性を格段に向上させた新UIを公開しました。ダッシュボードのお知らせ表示や未読数がわかるメニュー表示、FAQの作成後のイメージがわかるよう可視化するなど、よりユーザーに寄り添ったUIになりました。
よりシンプルで分かりやすいUIへ
FAQも大幅にUIが変更
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000762.000000112.html
2018年の主なできごと
5月8日 料金プランとロゴを刷新 法人向け新機能搭載
プランを3つの価格帯に変更し、Tayoriクレジット・ロゴ非表示機能や自動応答メール内容の編集機能など法人ユーザーがさらに使いやすい機能を搭載しました。また、ロゴの刷新も行いました。
当時のメインメッセージ
ロゴは機能ごとに4種類
プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000844.000000112.html
2019年の主なできごと
10月7日 UI/UXの大型アップデートを実施
少人数組織がカスタマーサポート体制の立ち上げをスムーズに行うことができるよう、フォームの作成・編集画面のリニューアルを実施しました。編集とプレビューが同時に確認でき、プロセスに従えば簡単にフォームの設置までたどり着けるようになりました。

左カラムに編集項目を追加
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000947.000000112.html
2020年の主なできごと
4月15日 FAQ機能をリニューアル
FAQの編集画面をリニューアルしました。直感的な操作で動画や画像が簡単に組み込め、見出しやリストを作成できるリッチエディター機能などをリリースしました。

PR TIMESの社内活用事例も公開
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000987.000000112.html
12月25日 利用アカウント数4万突破 IP制限などの新機能も搭載
2020年1月に3万アカウントを突破してから約11カ月で4万アカウントを突破しました。ユーザーのみなさまからいただいた機能改善や機能追加の要望を反映し、ログイン時のIP制限設定やURLの自由設定、短縮化機能などの機能を追加しました。

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001044.000000112.html
2022年の主なできごと
10月19日 初のTV-CMを放映
経営者がTayori導入を通じて顧客満足度を高めていく過程を柔道をモチーフに展開したCM『顧客満足度に技あり』篇をテレビ東京で放映しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001227.000000112.html
2023年の主なできごと
2月2日 エンタープライズプランの提供を開始
導入企業にカスタマーサクセス担当が導入後の運用定着から活用にむけて伴走し、利用シーンに応じたサポートを実施するエンタープライズプランの提供を開始しました。
プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001251.000000112.html
5月9日 カスタマーサポートAIアシスト機能β版をリリース
フォーム項目案や返信案の作成、FAQ内容案の作成をChatGPTが行うカスタマーサポートAIアシスト機能β版をリリースしました。
Tayori初のAIを取り入れたサービスの提供
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001294.000000112.html
10月5日 グッドデザイン賞を受賞
誰もが専門知識なく、シンプルに使いこなせるデザインが評価され、業務用システム・サービスカテゴリにおいて2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞を受賞
プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001342.000000112.html
2024年の主なできごと
6月24日 AIチャットボットの提供を開始
2024年2月より「AIチャットボット機能β版」を公開し、β版利用者からの意見や要望を反映した「AIチャットボット機能 正式版」の提供を開始しました。

連携させたFAQからAIが回答
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001420.000000112.html
8月29日 FAQ代行プランを提供開始
専門家と共にFAQ全体の改善を代行やコンサルティングを通じて成功へ導く新たな伴走プランの提供を開始しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001453.000000112.html
10月15日 スタートアッププログラムを開始
パートナーVC(ベンチャーキャピタル)の投資先スタートアップに対するプログラムの提供を開始しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001467.000000112.html
12月16日 紙飛行機の飛行距離で日本記録を樹立
阪神タイガース梅野選手とのチャレンジで日本記録である61.82mを更新し64.652mの記録を達成しました。
日本記録である61.82mを更新
プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001486.000000112.html
2025年の主なできごと
3月18日 カスタマーサポート調査2025を公開
2023年より実施しているカスタマーサポート調査の2025年版を公開しました。

4割以上の顧客が問い合わせを断念したことがあることがわかった
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001508.000000112.html
※Tayoriでは2017年から定期的にカスタマーサポートに関する調査リリースを発表しています。> >過去の調査リリースはこちら 2017年|2018年|2020年|2023年|2024年
4月16日 FAQにAI検索機能を搭載
FAQで検索されたキーワードをAIが汲み取り、適切な回答を提案表示する「AI検索機能」を追加しました。

AIが質問を解釈し適切な回答と関連するFAQを提示
プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001526.000000112.html
Tayoriが描く これからのカスタマーサポート
Tayoriが目指すのは、お客様がAIの存在を意識することなく、その恩恵を自然に享受できる「意識しないAI」が当たり前になるカスタマーサポートの未来です。2030年に予測される深刻な人材不足に対し、AIが裏側で顧客対応の多くを自動化し、人的リソースの制約を解消することで、企業は定型業務から解放され、お客様とのより本質的な関係構築や、従業員の創造的な業務への注力へとシフトできると考えています。
Tayoriは、AIを「使いこなす」労力なく、その力が自然に働くことで、お客様との“いい関係”をさらに深め、事業成長へ繋がるカスタマーサポートの新しいカタチを拓いてまいります。
これからもTayoriは、現場の「よくある悩み」に寄り添い、次の10年も、その先の未来も、お客様のビジネス成長と「いい関係」づくりに貢献できるよう、一層尽力してまいります。



