直前コマンドでエラーが発生した場合でもシナリオ実行を継続可能にするコマンド。直前コマンドのエラー発生確認とリトライができる。
直前のコマンドがグループ化や分岐などのネストコマンド(コマンドの中にコマンドを入れることができるもの)の場合、直前コマンド対象となるのはネストコマンドとなり、ネスト配下全てのコマンドがエラー処理確認対象かつリトライ対象となる。
エラーが発生したコマンド、エラーメッセージなどは、エラー処理コマンド内の参照IDに記憶される。
- 名称 内容
- リトライ回数: 直前のコマンドでエラーが発生したとき、指定したリトライ回数分直前のコマンドをリトライする
- 待機時間(秒):リトライの待機時間を指定する
- 名称 内容
- [ERR_CMD] エラーが出たコマンド名
- [ERR_MEMO] エラーが出たコマンドのメモ
- [ERR_MSG] エラーメッセージ
- [ERR_PARAM] エラーが出たコマンドのパラメータ
シナリオ例(エラー確認・処理):
下図フォルダ内から存在しない1.txtを開き、メモ帳にエラー内容を入力するシナリオ。
シナリオ例(エラー確認・処理)の実行結果:
メモ帳にエラー内容が入力された。
1.txtが存在した時の結果は以下のようになる