TOPマニュアル6.2.8.エラー確認・処理
最終更新日 : 2023/05/17

6.2.8.エラー確認・処理

直前コマンドでエラーが発生した場合でもシナリオ実行を継続可能にするコマンド。直前コマンドのエラー発生確認とリトライができる。
直前のコマンドがグループ化や分岐などのネストコマンド(コマンドの中にコマンドを入れることができるもの)の場合、直前コマンド対象となるのはネストコマンドとなり、ネスト配下全てのコマンドがエラー処理確認対象かつリトライ対象となる。
エラーが発生したコマンド、エラーメッセージなどは、エラー処理コマンド内の参照IDに記憶される。

エラー確認処理.png
  • 名称        内容
  • リトライ回数: 直前のコマンドでエラーが発生したとき、指定したリトライ回数分直前のコマンドをリトライする
  • 待機時間(秒):リトライの待機時間を指定する
エラー確認処理2.png
  • 名称 内容
  • [ERR_CMD] エラーが出たコマンド名
  • [ERR_MEMO] エラーが出たコマンドのメモ
  • [ERR_MSG] エラーメッセージ
  • [ERR_PARAM] エラーが出たコマンドのパラメータ

シナリオ例(エラー確認・処理):
下図フォルダ内から存在しない1.txtを開き、メモ帳にエラー内容を入力するシナリオ。

エラー確認処理3.png
6.2.7-1.png

シナリオ例(エラー確認・処理)の実行結果:
 メモ帳にエラー内容が入力された。

6.2.7-2.png

1.txtが存在した時の結果は以下のようになる

エラー確認処理6.png

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