直前コマンドでエラーが発生した場合でもシナリオ実行を継続可能にするコマンド。直前コマンドのエラー発生確認とリトライができる。
直前のコマンドがグループ化や分岐などのネストコマンド(コマンドの中にコマンドを入れることができるもの)の場合、直前コマンド対象となるのはネストコマンドとなり、ネスト配下全てのコマンドがエラー処理確認対象かつリトライ対象となる。
エラーが発生したコマンド、エラーメッセージなどは、エラー処理コマンド内の参照IDに記憶される。
![エラー確認処理.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=9041d5f19c2591bdbedef6d8e9b96518bb8059c9.png)
- 名称 内容
- リトライ回数: 直前のコマンドでエラーが発生したとき、指定したリトライ回数分直前のコマンドをリトライする
- 待機時間(秒):リトライの待機時間を指定する
![エラー確認処理2.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=8bc8a1274364c93f77e94bebdde1539255f0c1b7.png)
- 名称 内容
- [ERR_CMD] エラーが出たコマンド名
- [ERR_MEMO] エラーが出たコマンドのメモ
- [ERR_MSG] エラーメッセージ
- [ERR_PARAM] エラーが出たコマンドのパラメータ
シナリオ例(エラー確認・処理):
下図フォルダ内から存在しない1.txtを開き、メモ帳にエラー内容を入力するシナリオ。
![エラー確認処理3.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=802e0076944031403e8e781294b7f40d427e9bbe.png)
![6.2.7-1.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=343c0f2234b346a559a603c670719e9cc028bb31.png)
シナリオ例(エラー確認・処理)の実行結果:
メモ帳にエラー内容が入力された。
![6.2.7-2.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=e35ac83259d2ec28587ff0c873c453dbd206beef.png)
1.txtが存在した時の結果は以下のようになる
![エラー確認処理6.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=d53e094e0c930a07e3614c5e30b51a37c62bc3cf.png)