11.2.1 Google Cloud Consoleにログインする
ブラウザからGoogle Cloud Console ( https://console.cloud.google.com )を訪問し、Googleアカウントでログインする。
![ログイン.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=c7fa1fea832cb1b0d433ff9e67f297c0873ae25e.png)
11.2.2 ミラロボをGoogleアプリとして登録します
Google Cloud Consoleにログインすると、ダッシュボードが表示される。左上のメニューボタンから、「IAMと管理」➡「プロジェクトを作成」をクリックする。
![アプリ登録.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=41855665eacd73643051c4a27c2d6609a689434b.png)
Googleプロジェクト作成画面で、任意のプロジェクト名を入力する。入力後、「作成」ボタンをクリックする。
![新プロジェクト名.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=64a0a88660015f28f63ea2700c053837356dc660.png)
プロジェクト作成完了までに、数秒かかる事がある。作成完了次第、右上に通知が表示される。
11.2.3. 作成したGoogle プロジェクトのAPIを有効化する
先ほど作成したGoogleプロジェクトを選択する。画面上部のプロジェクト選択用のボタンをクリックする。
![PJsentaku.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=c235662d578a4a2ae9767f10636396ff526630ed.png)
クリックすると、これまでGoogleアカウントで作成したプロジェクト一覧が表示される。ここで、プロジェクト名をクリックする。
![プロジェクトを選択.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=114a5e9e715a023f1f85325e962d4600aae4784a.png)
次に、このアカウントおよびプロジェクトで利用するAPIを有効化するために、左上メニューから「APIとサービス」➡「有効なAPIとサービス」をクリックする。
![有効なAPIとサービス.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=5d990bf2b28a09198e0b0af770d66088e37fe089.png)
APIとサービス画面に遷移し、画面上部の「+ ENABLE APIS AND SERVICES」というボタンをクリックする。
![EnableApis.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=420f3346f68c398c9dab9336e8dffaad9f312b9f.png)
ミラロボからGoogle APIを利用するには、「Gmail API」、「Google Drive API」、そして「Google Sheets API」を有効化する必要がある。それぞれを検索ボックスに入力し、「有効にする」ボタンをクリックする。
![amailapi検索.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=cb8a61f20552c986d3dc9cdf2cfaa6d8f7ddb025.png)
![gmailAPI.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=6e37f1c5e8121918289d29493f9717fd1d5c5d78.png)
1つ目設定後は、画面上部の「API / サービスの詳細」の左隣の「←」をクリックすると「+ ENABLE APIS AND SERVICES」が表示されるので、2つ目以降を検索ボックスで入力し設定する。
![DriveAPI.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=d38761e96e2335ce6f30eb64cdf5f1d7a0662546.png)
![スプシAPI.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=832ea9a4eded7029d7cb14114157090c2a311565.png)
次に、OAuth認証を行う際のOAuth同意画面の設定をする。「APIとサービス」メニューから、「OAuth同意画面」をクリックする。
![OAuth同意.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=35aa6d489d4b070b96d518902aa63932cb7ce0ab.png)
「外部」ラジオボタンを選択、「作成」ボタンをクリックする。
![OAuth同意画面.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=2d165a92c3e5d923a441c7b3e295ef1088693eb1.png)
ここからは、OAuth同意画面で表示する必須内容を設定する。
まずは、アプリ名を設定する。本ドキュメントでは、「ミラロボ」と設定する。ユーザーサポートメール入力欄では、ログインしているGoogleアカウントを選択する。
![アプリ情報.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=f854658ce529de912e1c856904bfc0ddeed36d54.png)
画面下部に、デベロッパーの連絡先の入力欄がある。ここには任意のメールアドレスを入力し、「保存して次へ」ボタンをクリックする。
![デベロッパーの連絡先.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=49e23984cd11d27129ce46d7d118791c0b4f699f.png)
次は、「ミラロボ」のGoogle APIにおける利用許可範囲(スコープ)を設定する。ミラロボのRPAコマンドにおいて必要なスコープは、下記の通り:
・ https://www.googleapis.com/auth/gmail.modify
・ https://www.googleapis.com/auth/spreadsheets
・ https://www.googleapis.com/auth/drive
それぞれのスコープを追加するために、まずは「スコープを追加または削除」ボタンをクリックする。
![スコープを追加.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=cf5a2d71e2afd0d859483f53cc51205998b0a66e.png)
クリックすると、画面の右側に追加できるスコープの一覧が表示される。スコープ一覧から、上記三つのスコープを探し、チェックボックスにチェックを入れる。API名は同じ場合があるが、範囲とユーザ向けの説明が同じものを選択する
![API選択.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=73379a31e4076f4b88797b50df055d422d57981b.png)
![スコープ選択1.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=7939f3c93d02fadbbe88c4d5e61b056ef2551e01.png)
![スコープ選択2.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=e537f27962ab96af2293b82b5228bed35445ea22.png)
![スコープ選択3.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=62ec6c87c7fa4a1a3acfcb5dcbf3b4ffb6e8dd12.png)
もしスコープが一覧に表示されていない場合は、手動で追加する必要がある。下部の入力欄に、スコープをそれぞれカンマ区切りで入力し、「テーブルに追加」ボタンをクリックすることで追加できる。
・ https://www.googleapis.com/auth/gmail.modify
・ https://www.googleapis.com/auth/spreadsheets
・ https://www.googleapis.com/auth/drive
![スコープの手動追加.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=b612c751cc1bf444b8df883f925dc36fd58f9a11.png)
三つのスコープにチェックボックスを入れた後に、「更新」ボタンをクリックする。
![スコープの更新.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=fd6389f59b5630246c3509ab3690fb02aa0fa5b9.png)
うまく更新できた場合、画面に三つのスコープが下記のように表示される。表示されている事を確認し、「保存して次へ」ボタンをクリックする。
![スコープ追加完了.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=1826ab55ad31674f9ec4dce4853c5a9d281b0caf.png)
次の画面では、「ミラロボ」を通してOAuth認証をする際に、どのGoogleアカウントに認証許可をするかを設定する。「+ ADD USERS」ボタンをクリックし、認証したいGoogleアカウントを追加する。
![ユーザー追加.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=7a25e158a2d701591fe460df069c13d7b8fb9549.png)
すると、右側にGoogleアカウントを入力する欄が表示される。認証許可をしたいGoogleアカウントをカンマ区切りで入力し、「追加」ボタンをクリックする。
![ユーザー追加2.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=0138c293ee4494d149f9156d67d2abd85f4a796f.png)
アカウント追加を出来次第、「保存して次へ」ボタンをクリックする。
![ユーザー追加3.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=4347821414caa79b329b1d1c62e39cf5eb41c40f.png)
最後は、設定内容の確認画面で内容を確認する。設定に問題なければ、「ダッシュボードに戻る」ボタンをクリックする。
![ユーザー追加4.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=c109bc7966c8a485e6bf2c6da97334862a4b97cc.png)
11.2.4. OAuthクライアントIDを発行し、ダウンロードする
これまでの設定内容でミラロボにOAuth認証を可能にするために、OAuthクライアントIDを発行する必要がある。ミラロボにそのOAuthクライアントIDを読み込ませる事で、初めて認証可能になる。
発行するには、左メニューの「認証情報」をクリックします。続いて、画面上部の「+ 認証情報を作成」➡「OAuthクライアントID」をクリックする。
![クライアントID発行.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=fce9a46b42a216dd7e81cbb72ef56060ef309637.png)
次の画面で、ミラロボのアプリケーションの種類と、名前(クライアントIDの識別子)を設定する。アプリケーションの種類には「デスクトップアプリ」を選択し、名前は任意のものを入力する。最後に、「作成」ボタンをクリックする。
![OAuthクライアントIDの作成.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=491dea4ae134674c51ff002372101b6e1115467b.png)
OAuthクライアントIDが発行され次第、画面に下記のメッセージが表示される。ここには、ミラロボに読み込ませる認証情報ファイルをダウンロードするボタンがある。「JSONをダウンロード」ボタンをクリックし、端末にファイルをダウンロードする。ダウンロードできたら「OK」ボタンをクリックする。
![OAuthクライアントを作成しました.png](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=6c5cd06c38ecb1d08b84c60a9d1d9fbca8d6b686.png)
Google Cloud Consoleでの操作は以上で完了。
11.2.5 ミラロボにクライアントIDを読み込ませ、OAuth認証する
ミラロボのOAuth2アカウント登録画面の「サービス」のドロップダウンメニューの「Google Services (Self-Registration)」を選択する。すると、下記画面のように「クライアントIDファイル」の入力欄が表示される。インポートボタンを押し、前記手順でダウンロードしたJSONファイルを指定する。アカウント名にGoogleアカウントを入力し、「アプリの認証」ボタンをクリックすることで認証を行うことができる。あとは、本マニュアルの4.2.3.4章の手順に沿って、アカウント登録を進める。
![OAuth2アカウント登録.jpg](/faq/abbc1a5763a96d5dbd412ae822ac9ea875904359/acquisition_from_s3/?file_hash=0a12ae8bf9a7fc4b3a44ca4288786d1a648a1151.jpg)