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【ビジネスアカウントの運用】法人向け公式LINEの5つの機能と効果的な使い方

LINE公式アカウントの使い方

ビジネスでLINE公式アカウントを活用しようか、検討している方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、LINEのビジネスアカウントにどのような機能があり、どのように活用していけば良いのかわからないことも多いですよね。

本記事では、LINE公式アカウントの5つの機能紹介はもちろん、LINE公式アカウントを利用するメリットや、料金、効果的な運営方法について紹介します。

2019年春に生まれ変わった「LINE公式アカウント」

日本人のコミュニケーションツールとして老若男女に根付いたLINE。2020年3月末時点で、8400万人以上、日本の人口の66%以上を締める人が利用しています。

参照:LINE Business Guide 2020年7〜12月期版 v1.0

LINEは個人的に利用するプライベートアカウントに加え、ビジネス用のアカウントも作成できます。

これまでビジネス用のアカウントは「LINE@」「LINE ビジネスコネクト」「LINE カスタマーコネクト」「LINE 公式アカウント」など様々なサービスが展開されていましたが、2019年春にこれらのサービスが統合して「LINE公式アカウント」と生まれ変わりました。

現在、LINEをビジネスとして利用する際には、「LINE for Business」から、公式アカウントを作成することになります。

LINEアカウントの法人向けと個人向けの違い

個人利用でも便利なLINEですが、そもそも法人向けと個人向けにはどのような違いがあるのか理解した上で使用したいですよね。

法人向けとされるLINE公式アカウントは、法人と顧客間でのコミュニケーションツールとして用いられます。
個人向けのアカウントよりも多機能で、顧客への一斉配信や顧客のリスト管理など幅広い目的で使用できます。

ビジネスで使用する際は、一般的に使われる個人向けアカウントよりもLINE公式アカウントがおすすめです。

LINE公式アカウントにはアプリにも違いがある

また法人向けのLINE公式アカウントではアプリにも違いがあります。
個人向けアカウントのアプリとは別にLINE公式アカウント専用のアプリが用意され、プライベートとビジネスをしっかり分けて使うことが可能です。

双方の情報がそれぞれのアカウントに開示されることもなく、顧客情報や自身の個人情報をしっかり守ることができます。

LINE公式アカウントの5つの便利な機能

LINE公式アカウントの大まかな概要が把握できたところで、具体的な便利機能が気になってきますよね。
ここからはLINE公式アカウントの充実した機能の中から5つを抜粋して紹介していきます。

1.友達追加されたユーザーと密なコミュニケーションが取れる

LINE公式アカウントの1つ目の機能は、友だち追加されたユーザーとチャット形式でコミュニケーションが取れることです。

LINE公式アカウントは、友達になっているユーザーに一方的にメッセージを送信するだけだと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1対1の個別メッセージでやりとりすることも可能です。

個人で使っているチャット形式のLINEトークのように、顧客と親密なコミュニケーションを取ることができます。

また自動応答の設定も可能なため、事業規模や顧客リスト数、運営方針によって使い方を選べるのも魅力です。

2.セグメント別にメッセージ内容を変更できる

LINE公式アカウントの2つ目の機能は、セグメント別にメッセージの内容を変更できることです。

LINE公式アカウントでは、個別のメッセージだけではなく、友だち追加されたユーザーに対して一括でメッセージを送信できます。

友だち追加されているユーザーは、性別・年代・都道府県別の居住地などのセグメントに分類可能。それぞれのセグメントにあった内容のメッセージを送信できるため、開封率やクリック率が高まります。

3.リッチメニューを追加できる

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出典:LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの3つ目の機能は、リッチメニューを追加できることです。

公式アカウントは、通常のアカウントと異なりトークルーム下部にリッチメニューを追加できます。アクセスしてほしい記事への導線を作ったり、お問い合わせの導線を作ったりなど、目的にあわせて活用できます。

ショップカードや会員登録証の導線としても使用できるなど、自社にあわせて活用しましょう。

4.レポート機能を使える

LINE公式アカウントの管理画面

LINE公式アカウントの4つ目の機能は、レポート機能です。

メッセージ、タイムライン、友だちの追加数やリーチ数など様々な情報が分析できます。

特別な設定やタグを設定したりすることなくレポートが見られるので、忙しいカスタマーサポート担当者・マーケティング担当者には嬉しい機能ではないでしょうか。

5.ショップカード、クーポン抽選機能が使える

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出典:LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの5つ目の機能は、ショップカードやクーポンの抽選機能が使えることです。

特にスタンプカードやポイントカードは「カードを作っていたけれど、持ってくるのを忘れた」「なくしてしまった」などのトラブルがおきやすいもの。いつも手元にあるスマホで管理できるのは顧客にとっても嬉しいものです。

また、Webで会員証を管理している場合、IDやパスワードなどを入力する必要があることから、少し面倒に感じてしまいがちです。また、事業者にとってもWebで会員ページを作るのはコストがかかります。

LINEだけで簡単に会員機能が作成できるのはユーザだけでなく、事業者にとっても大きなメリットだといえるでしょう。

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出典:LINE公式アカウント

また、ショップカードやスタンプカードだけでなく、クーポンが発行できることもポイントです。見込み顧客への集客に繋がります。

今回はLINE公式アカウントの中でも特に便利な機能を5つ紹介しましたが、まだまだ便利な機能が豊富に用意されているため、ビジネスで運用したい場合はチェック必須のツールです。

LINE公式アカウントを利用する3つのメリット

便利な機能が豊富に用意されているLINE公式アカウントですが、利用することで得られるメリットが主に3つあります。

多くの顧客に届けやすい

LINE公式アカウントを利用する一番のメリットと言っても過言ではないのが、そのユーザーの多さです。

LINEは国内のユーザー数№1のSNSであり、そのユーザー層も老若男女関わらず幅広いです。
多くの人が利用している分、友達登録をしてもらえる確率が高く、届けたい情報が届きやすい傾向にあります。

また難しい手順を踏まずとも誰でも手軽に使えるため、新規のユーザーも使い易く、ビジネスアカウントとして運用するには最適のツールです。

開封率と即効性の高さ

LINE公式HPに記載されている「2021/7 携帯電話に関するアンケート」では、LINE公式アカウントからメッセージを受け取った人の約8割がその日のうちに開封すると回答しており、その開封率の高さと素早さを示しています。

同じ配信ツールのメルマガでは、メールを開く習慣がなかったり、他のメールに埋もれてしまったりと、配信内容を見てもらえる確率が下がってしまいます。

複数人で管理ができる

3つ目のメリットとしては顧客対応を複数人でできることです。
LINE公式アカウントでは1つのアカウントを複数人で管理・対応できるため、顧客からのメッセージに気付いたスタッフが素早く対応することが可能です。

LINE公式アカウントの料金プラン

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出典:LINE for Business 料金プラン

LINE公式アカウントは、3つのプランから選択できます。

1ヵ月1000通までのメッセージなら、無料で利用可能です。どの程度メッセージを利用するのかによって料金が変わるので、利用する頻度や登録している友だち数からプランを検討しましょう。

また、無料プランの場合LINEで検索できる「ID」は、3桁の数字と5桁の英字がランダムに割り振られます。「ランダムな英数字では検索しにくい」「店名をIDにしたい」という場合は、年額1,200円のプレミアムIDを購入する必要があります。

支払い方法は、LINE Pay、請求書、クレジットカードの3種類から選択可能。

自社の使い方に合わせて、まずはどれくらいの費用がかかるのか計算してみてはいかがでしょうか。

ビジネスにおけるLINE公式アカウントの効果的な活用法

ここからはLINE公式アカウントの具体的且つ効果的な活用法を紹介していきます。
主にカスタマーサポートとしての使い方を紹介するので、顧客対応でお困りの際は参考にしてみてください。

チャット機能で予約受付

LINE公式アカウントの個別チャット機能は予約受付としても利用できます。

複数人で対応できるため、顧客をお待たせすることなく予約受付が可能です。
また電話での予約とは違い、聞き間違いもなく、目視で確認できるため予約の取り違えなどケアレスミス防止にもなります。

他のツールと掛け合わせる

コールセンターやメール、お問い合わせフォームなどと掛け合わせることで、LINE公式アカウントの魅力が最大限発揮されることもあります。

LINEのチャットではお答えしきれない質問には別途個別でコールセンターやメールで対応するシステムを構築しておくことでトラブル防止に繋がります。
また営業時間中と時間外でツールを使い分けることで、人員対応を必要最小限に抑えられます。

ビジネスでLINE公式アカウントを使う時の注意点

無料、又は低価格で使えて、便利なLINE公式アカウントですが、注意しておきたい点もあります。
とはいえ、注意点をしっかり抑えながら賢く運用していくことで効果は実感できるはずなので、目的に合わせて吟味しながら使っていきましょう。

友達登録してもらう必要がある

LINE公式アカウントが便利だとは言え、顧客にLINEを通して発信するためには友達登録をしてもらう必要があります。
LINEの存在を積極的にアピールし、顧客に友達登録を促す政策が必要です。

ブロックされる可能性がある

メールでも受信拒否される可能性はありますが、LINEは顧客にとっても手軽で通知が直ぐ目に付く分、配信数が多かったり無駄な配信内容だとブロックされる可能性もあります。
ユーザーが求める情報を上手く汲み取り、顧客目線の配信を心がけましょう。

料金がかかる場合もある

LINE公式アカウントは基本的には無料で利用できますが、配信数やプランによっては有料になる可能性もあります。

事前に、LINE公式アカウントを導入する目的や配信頻度、顧客数などを元に運用方法やプランを決めておくことが大切です。
必要に応じてLINE以外のツールを検討するなど、自社にとって最適な運用方法を考えましょう。

複雑な問い合わせ対応はTayoriがおすすめ

LINE公式アカウントを運営する際に問題になるのが、ユーザーからのメッセージへの返答です。

感想やコメントを送ってもらったユーザーへの対応だけでなく、複雑な問い合わせにも対応する必要が出てくることもあります。

LINEのみで対応していると、複雑な問い合わせの回答を見落としたり、回答に時間がかかったりする可能性も。当然ユーザーは、「LINEで連絡ができる」と思っているため、回答が得られない場合信頼を失ってしまいます

ユーザーとの接点を作る場合は、オペレーションも考慮してツールを使い分けすることがおすすめです。

カジュアルなやり取りはユーザーの使い慣れているLINEを。複雑な問い合わせにも確実に対応できるようにするためには、問い合わせの導線を作っておくことが重要です。

複雑なお問い合わせにも対応するためには、株式会社PR TIMESが運営するカスタマーサポートツール「Tayori」がおすすめです。Tayoriを使うと、簡単にお問い合わせフォームの作成が可能。

>>お問い合わせフォーム作成画面(サンプル)を確認する

Tayoriのお問い合わせフォーム

上記のようなお問い合わせフォームが無料からでも簡単に作成できます。

FAQやよくある質問への導線も作成できるため、問い合わせ前にユーザーの疑問を解決できることも。

お問い合わせフォームの項目も自由にカスタマイズできます。

また、問い合わせがあった場合、管理画面から対応ステータスも一目瞭然です。

Tayoriの管理画面

対応ステータスが見える化されることで、問い合わせへの対応漏れを防げます。

LINE公式アカウントを作成する際には、LINEのアカウントだけですべてを完結しようとせず、内容にあわせてプラットフォームをわけることで、よりユーザーの満足度を上げられる環境を整えてみてはいかがでしょうか。

>>Tayoriで問い合わせの導線を作り管理を一元化

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